ソーラーパネルVS走行充電器|仕組み・メリットの違いや用途別の最適解も解説
車中泊やアウトドアでの電力確保に、ソーラーパネルと走行充電器のどちらを選べばよいか迷われている方も多いのではないでしょうか。両機器で発電方法や充電速度、取り付けやすさなどが大きく異なるので、用途に合わせて選ぶ必要があります。
そこで本記事では、ソーラーパネル VS 走行充電器として、それぞれの仕組みやメリットについて解説します。用途別に向いている充電方式や、おすすめの製品も掲載しているので、コンセントがない環境でも素早く電力を確保したい方は、ぜひ最後までご覧ください。
ソーラーパネルVS走行充電器|仕組みの違い
ソーラーパネルと走行充電器は、いずれもコンセントを経由せずに車内のバッテリーを充電できる機器です。どちらも電気を生み出す装置ですが、仕組みは全く異なります。
両者の仕組みを正しく理解できれば、状況に応じて最適な装置が選択できるようになるでしょう。ソーラーパネルと走行充電器の仕組みについて、詳しく解説します。
ソーラーパネルの仕組み
ソーラーパネルとは、太陽光をエネルギーに変えて電気を取り出す装置です。ソーラーパネルに太陽光が照射されると、N型半導体で電子(-)が、P型半導体で正孔(+)が生成されます。すると、電子は導線を伝ってN型からP型へ移動し、電流が発生するのです。
これは、物質に光が当たると電子が飛び出す「光電効果」を利用しています。太陽光が当たる環境であれば、場所を選ばずどこでも電気を生み出せるのです。
走行充電器の仕組み
走行充電器とは、車のオルタネーターで生成された電力をバッテリーへの充電に利用する装置です。オルタネーターは、エンジン始動と共に動力を利用して電力を生み出します。
走行充電器は、車の走行中に発電した余剰電力をDC-DCコンバーターで昇圧し、高出力でバッテリーへと供給する仕組みです。オルタネーターで生まれた電力を無駄なく活用できるので、車の移動時間を利用して効率的に充電できるでしょう。
ソーラーパネルを使用する3つのメリット


ソーラーパネルは、車から独立して使用できる点が大きな魅力です。走行充電器と異なり、停車中にも充電が行えます。ソーラーパネルを使用するメリットは、以下のとおりです。
メリット1|車外へ持ち出せる
メリット2|移動時間に左右されない
メリット3|車への取り付けがいらない
それぞれのメリットについて、詳しく見ていきましょう。
メリット1|車外へ持ち出せる
ソーラーパネルは、走行充電器のように車への接続が必要ありません。ポータブル電源と併せて屋外に持ち出せるので、キャンプや釣りなどの活動中も充電が行えます。
「ソーラーパネルに太陽光が当たるか」さえ気を付けておけば、車や本体から離れて活動していても自然と電力が蓄電され、夜間に電力をフル活用できます。
メリット2|移動時間に左右されない
ソーラーパネルで発電する際には、走行充電器のようにオルタネーターを使用しません。そのため、車をどれだけ走らせたかに関係なく電力を確保できます。
車での走行距離や時間を気にする必要がないので、より自由な旅が実現するでしょう。車の停車中に発電できるのはもちろんのこと、車の屋根にソーラーパネルを取り付ければ、走行中でも太陽光発電が可能です。ソーラーパネルは、近場のお出かけでも重宝します。
メリット3|車への取り付けがいらない
オルタネーターを使用しないソーラーパネルは、車との接続も不要です。走行充電器のように車と接続する手間がかからないので、より手軽に電力を確保できるでしょう。
また、取り付けの際に車体を傷付けてしまう心配もありません。誤った取り付けによるバッテリー上がりや電装トラブルを避けられる点も、大きな安心材料です。
走行充電器を使用する3つのメリット


走行充電器で車の移動時間を充電に充てられれば、現地に着いてすぐに電化製品をフル稼働できます。特に移動距離の長い旅になればなるほど、走行充電器の価値は高まるでしょう。ソーラーパネルと比較して、走行充電器を使用するメリットは、以下のとおりです。
メリット1|走行・アイドリング中に充電できる
メリット2|シガーソケットより充電速度が速い
メリット3|天気・時間帯に左右されない
それぞれのメリットについて、詳しく見ていきましょう。
メリット1|走行・アイドリング中に充電できる
走行充電器があれば、車の移動時間を無駄にしません。走行中やアイドリング中にオルタネーターの余剰電力から充電できるので、機器が満充電の状態で目的地に到着できます。
移動中に機器の充電が切れる心配がないので、快適な車内空間を実現するでしょう。万が一、渋滞にはまって多くの時間をロスしても、アイドリングさえしていれば充電できます。
メリット2|シガーソケットより充電速度が速い
車内ではシガーソケットからもポータブル電源を充電できますが、走行充電器の方が圧倒的に優れています。シガーソケットで充電するデメリットは、以下のとおりです。
充電速度が遅い
バッテリー上がりのリスクがある
充電できる機器が限られる
シガーソケットの出力は120Wしかありません。一方、走行充電器には1,000W程度の出力を持つタイプもあるので、急速充電が可能です。走行充電器では、オルタネーターで発電された余剰電力のみを使用するため、バッテリー上がりの心配もありません。
メリット3|天気・時間帯に左右されない
太陽光ありきのソーラーパネルと異なり、走行充電器ではエンジンをかけてさえいれば、発電が可能です。そのため、ソーラーパネルでは発電できない雨天時や夜間帯にも充電が行えます。走行距離や時間はコントロールできるので、安定した電力が確保できるでしょう。
万が一、急な豪雨に見舞われたとしても、発電量が大きく低下する心配はありません。夜間の移動が多いドライブ旅や、日照時間の短い冬の車中泊でも安心です。
【用途別】ソーラーパネルVS走行充電器|どちらが最適?


ソーラーパネルと走行充電器では発電条件が大きく異なるので、用途に合わせた使い分けが重要です。用途に合わない装置を導入してしまうと、十分な発電量は望めず、無駄な出費につながりかねません。用途別にどちらの装置が適当かを解説します。
車中泊|走行充電器
キャンプ|ソーラーパネル・走行充電器
自宅防災|ソーラーパネル
それぞれの最適解について、詳しく見ていきましょう。
車中泊|走行充電器
車を移動手段としてだけでなく、ホテルや旅館の代わりとしても利用する車中泊。夜には多くの電力が必要になるので、目的地までの走行中に充電できる走行充電器がおすすめです。
停車中に設置が必要なソーラーパネルと比べ、移動主体の車中泊では走行充電器の方が使い勝手に優れています。車中泊は移動しながら寝泊まりする自由さが醍醐味なので、走行充電器と相性が抜群。特に長距離を旅する場合は、多くの電力が得られます。
キャンプ|ソーラーパネル・走行充電器
キャンプ場に車で向かう場合は、ソーラーパネルと走行充電器の組み合わせがおすすめです。テント泊では外気の影響を直接受けるので、朝晩は特に冷え込みます。
そのため、暖房機器で寒さ対策を万全にするには、多くの電力が必要です。キャンプ場までの移動中に走行充電器、キャンプ場に着いたらソーラーパネルでポータブル電源を充電すれば、効率よく必要な電力が蓄電できるでしょう。
自宅防災|ソーラーパネル
災害時の電力確保が目的の場合は、ソーラーパネルがおすすめです。災害によって停電が発生しても、庭やベランダにソーラーパネルを設置すれば、電力を確保できます。
一方、走行充電器で電力を生み出すには、車を走らせなければなりません。台風や豪雪、地震などの災害時に車を走行するのは、危険が伴います。仮に走行充電器で一時的に発電できたとしても、動力源となるガソリンは非常時に入手しづらいでしょう。
【結論】静止時はソーラーパネル・移動中は走行充電器がおすすめ!


ソーラーパネル VS 走行充電器の結論は「併用」です。車を停車中はソーラーパネル、移動中は走行充電器から充電すれば、充電していない時間を生み出しません。
ソーラーパネルと走行充電器は、発電方法の違いからお互いの弱点をカバーし合えるので、結果的に最も多くの電力をポータブル電源に充電できるでしょう。
ソーラーパネルVS走行充電器|おすすめの製品紹介


ソーラーパネルと走行充電器を導入する場合は、ポータブル電源の売上高と販売台数が世界No1の実績を誇るEcoFlow製品がおすすめです。ソーラーパネルは業界トップクラスの電力変換効率を備えているので、日照条件が悪い時間帯でも効率よく発電できます。
走行充電器はエンジンの始動と同時に起動し、移動時間を無駄にせず、高速充電が可能です。5つの保護機能を備えているので、過酷な環境下でも安定した性能を維持できます。車中泊やアウトドアにおすすめの製品は、以下のとおりです。
EcoFlow 160W片面ソーラーパネルGen2
EcoFlow Alternator Charger 600
EcoFlow Alternator Charger Plus 1000
それぞれの製品について、詳しく見ていきましょう。
EcoFlow 160W片面ソーラーパネルGen2
定格出力が160Wのソーラーパネル。業界初となるN型TOPCon技術を採用し、変換効率は業界トップクラスの最大25%です。5.6kgの軽量・コンパクト設計で折りたためるので、車外へと自由に持ち運び、使用時には素早く展開します。
パネル一体型の太陽光角度ガイドと、30°~60°で角度調整できるスタンドが付いており、常に最大量の太陽光を取り込めます。IP68防⽔・防塵規格に準拠しており、厳しい気象条件下で使用しても故障する心配はありません。ETFEコーティングにより、耐久性も抜群です。
EcoFlow Alternator Charger 600
最大600Wの高出力を備える走行充電器。シガーソケットと比べて約6倍の急速充電を誇り、1.9時間で約1,000Whの充電が可能です。短時間の運転でも十分な電力を確保できるので、車中泊やアウトドアの強い味方になるでしょう。
エンジン停止時には即座にシャットダウンされるので、メインバッテリーの過放電も防げます。ポータブル電源からメインバッテリーへの逆充電モードを使えば、バッテリー上がりの心配もありません。初のカーナビ対応により、画面から簡単に操作できます。
EcoFlow Alternator Charger Plus 1000
最大1,000Wの高出力を備える走行充電器。わずか1時間で1,000Whの充電が可能で、シガーソケット充電と比べると約10倍の充電速度です。目的地に到着した際には、2,000Whクラスの大容量ポータブル電源も満充電にできるでしょう。
シリーズ初のソーラー入力対応モデルであり、日照条件に合わせてソーラーパネルと走行充電器を併用し、充電効率を最適化します。停車中も急速充電を維持し、さらに自由な旅が実現。3つの充電モードにより、車のバッテリー切れに対応できます。
初心者必見!ソーラーパネルと走行充電器の取り付け方


コンセントがない環境でも電力を生み出せれば、アウトドアや災害時の快適性は各段に向上します。一方で、ソーラーパネルや走行充電器が初心者でも簡単に取り付けられるのか、疑問を持たれている方も多いのではないでしょうか。
そこでEcoFlowが提供する以下の製品について、取り付け方を紹介します。
EcoFlow ソーラーパネルGen2
EcoFlow Alternator Charger
導入のハードルを下げるために、ぜひ参考にしてみてください。
EcoFlow ソーラーパネルGen2
160W片面ソーラーパネルGen2には、設置角度が一目でわかるガイド機能が付いているので、初心者でも簡単に最適な角度へ調節できます。設置方法は、以下のとおりです。
ソーラーパネルを展開し、スタンドを立てる
ガイドのシェルを通して太陽光が当たるように設置する
黒い点がガイドの中央に当たるように角度を調節する
黒い点を中央の円に近づける
太陽光角度が90°に近くなるほど、ソーラー充電にかかる時間が短くなります。
EcoFlow Alternator Charger
EcoFlow Alternator Chargerは、大切な車を傷付けず、誰でも簡単に取り付けられる走行充電器です。ネジや工具は必要ありません。取り付けのステップは、以下のとおりです。
車両のバッテリー位置を確認する
ヒューズボックスにプラスの配線を固定する
入力ケーブルのマイナス端子を固定する
ACC電源をマルチメーターでテストして確かめる
イグニッションケーブルをヒューズボックスのACCに接続する
自身で取り付け作業を行う際は、下記の解説動画も参考にしてください。
ソーラーパネルVS走行充電器に関するよくある質問


最後に、ソーラーパネルVS走行充電器に関するよくある質問を紹介します。
走行充電とソーラー充電は同時に行える?
キャンピングカーにソーラーパネル・走行充電器は後付けできる?
ソーラーパネルと走行充電器のデメリットは?
それぞれの回答について、詳しく見ていきましょう。
走行充電とソーラー充電は同時に行える?
EcoFlowが販売する「EcoFlow Alternator Charger Plus 1000」を使えば、ソーラー充電と走行充電が同時に行えます。日照条件が悪い時は走行充電器単体で充電し、反対に良い時は走行充電とソーラー充電を組み合わせるといった使い分けが可能です。
走行中やアイドリング中は走行充電器から、停車中はソーラーパネルから充電できるので、車に乗っている時間を最大限に有効活用できるでしょう。
キャンピングカーにソーラーパネル・走行充電器は後付けできる?
キャンピングカーにソーラーパネルや走行充電器は後付けできます。ソーラーパネルを車の屋根に取り付ければ、車の走行中も停車中も充電が可能です。
走行充電器「EcoFlow Alternator Charger」は、工具やネジが一切いらず、簡単な手順で車に後付けできます。詳しい解説動画があるので、初心者でも安心です。
ソーラーパネルと走行充電器のデメリットは?
ソーラーパネルと走行充電器のデメリットをまとめました。
■ソーラーパネルのデメリット
発電量が天候や気候に左右される
発電量を最大化するには、角度の細かい調節が必要になる
車の走行中に発電するには、屋根に取り付ける必要がある
■走行充電器のデメリット
車への取り付け作業が必要になる
車の停車中は発電できない
走行距離が短いと十分に発電できない
ソーラーパネルと走行充電器を併用すれば、それぞれの弱点を補えます。
まとめ


本記事では、ソーラーパネル VS 走行充電器について解説してきました。
ソーラーパネルに太陽光が照射されると、電子が移動して電流が発生します。一方の走行充電器は、オルタネーターが動力を利用して生み出す電力の一部を活用する装置です。
ソーラーパネルは走行中に限らず、日照条件が良ければ発電できます。一方の走行充電器は停車中に発電できませんが、気候や時間帯の影響を受けません。長距離のドライブや車中泊、アウトドアを楽しむ場合は、ソーラーパネルと走行充電器の併用がおすすめです。
EcoFlowは、オルタネーターによる余剰電力を無駄なく活用できる走行充電器と、世界トップレベルの変換効率を誇るソーラーパネルを販売しています。電力不足に困らない快適な旅を実現したい方は、ぜひ製品の購入を検討してください。