テレビの電源がつかない8つの原因!ランプ別の原因やメーカー別の対処法も解説

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テレビの電源がつかないと、ニュースやバラエティ、スポーツ番組が一切見られません。テレビが急につかなくなる原因は、リモコンや電源コード、テレビ本体に隠れています。必ずしも故障とは限らないので、電源ランプの状態に合わせて対処しましょう。

そこで本記事では、テレビの電源がつかない原因と対処法について解説します。電源ランプ別の原因や、メーカー別の対処法も掲載しているので、テレビの状態に合った適切な対処が取れるでしょう。テレビを早急に復旧したい方は、ぜひ最後までご覧ください。

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テレビの電源がつかない8つの原因

テレビの電源がつかない時、すぐに故障と決めつけるのはまだ早いでしょう。テレビの電源がつかない原因は、電源ランプの状態によって以下の8つに分かれます。

  • 原因1|リモコンが効かない状態になっている

  • 原因2|入力切替が地上デジタルになっていない

  • 原因3|テレビの電源が「切」になっている

  • 原因4|機能待機の状態になっている

  • 原因5|テレビの電源コードが外れている

  • 原因6|テレビ本体の電源が入っていない

  • 原因7|保護機能が働いている

  • 原因8|テレビが故障している

それぞれの原因について、詳しく見ていきましょう。

原因1|リモコンが効かない状態になっている

テレビの電源ランプが緑になっているにも関わらず、テレビの電源がつかない時は、リモコンが効かない状態になっている可能性があります。リモコンの電池切れや故障を疑いましょう。テレビとリモコンの間にある障害物で信号が疎外されている可能性もあります。

原因2|入力切替が地上デジタルになっていない

同じくテレビのランプが緑で電源がつかない場合、入力切替が地上デジタルになっていない可能性があります。例えば、入力がHDMIやPC入力のままになっていると、地上デジタル放送が受信できず真っ黒な画面のままになるのです。

特にゲーム機やDVDレコーダーを使った後、そのままの入力モードで放置してしまうと当該事象が発生します。ただし、入力切替がテレビになっているにも関わらず、画面が真っ暗な場合は他の原因が潜んでいるでしょう。

原因3|テレビの電源が「切」になっている

テレビの電源ランプが赤になっている場合は、テレビの電源が切れたままです。リモコンの「電源」ボタンを押しているのにテレビがつかない場合は、信号が届いていません。リモコンの電池切れやリモコンの故障、障害物が信号を遮断している可能性を疑いましょう。

原因4|機能待機の状態になっている

同じくテレビの電源ランプが赤い場合、テレビは待機状態で止まっています。リモコンの「電源」ボタンを押しても反応がない場合は、リモコンの信号がテレビまで届いていません。リモコン側に問題があるか、テレビとの間に障害物がある可能性を疑ってください。

原因5|テレビの電源コードが外れている

テレビの電源ランプが消灯している場合は、電源コードが外れていて通電されていない状態です。テレビを移動させた際にコードが抜けてしまったり、差し込みがゆるんで接触不良を起こしていたりするケースは意外とよくあります。

原因6|テレビ本体の電源が入っていない

本体の主電源が入っていない場合も、テレビの電源ランプは消灯しています。主電源が切れていると待機状態にすらなっていないので、リモコンをいくら操作しても信号は届きません。子供や来客が知らないうちに電源を押してしまっている可能性もあります。

原因7|保護機能が働いている

テレビのランプが点滅して電源がつかない場合は、保護機能が働いている可能性があります。テレビには高度なソフトウェアが組み込まれており、本体に異常が起きると保護機能が働く仕組みです。例えば、温度の急上昇や電圧の異常を検知した場合が考えられます。

原因8|テレビが故障している

テレビのランプが赤く点滅している場合は、本体の異常を意味します。画面がつかないのに音だけが出ている場合は、故障を疑いましょう。また、液晶テレビを長く使っていると画面を明るく表示させる機能が劣化していくので、寿命を迎えている場合もあります。

【電源ランプ別】テレビがつかない原因一覧

テレビの電源がつかない原因は、ランプの色を見ればある程度予想がつきます。むやみやたらに対処法を試すのは非効率的なので、以下の原因一覧を参考にしてください。

電源ランプの状態

原因

緑に点灯

・リモコンが効かない状態になっている

・入力切替が地上デジタルになっていない

赤に点灯

・テレビの電源が「切」になっている

・機能待機の状態になっている

赤く点滅

・テレビの電源コードが外れている

・テレビ本体の電源が入っていない

消灯

・保護機能が働いている

・テレビが故障している

テレビの電源がつかない時の対処法6選

テレビの電源がつかない場合、ほとんどのケースは自宅で解決できます。買い替えや修理依頼へと早々に舵を切ってしまうと、後悔する結果にもなりかねません。故障だと諦める前に、まずは以下の対処法を試してみてください。

  • 対処法1|リモコンを購入する

  • 対処法2|リモコンの入力切替ボタンを押す

  • 対処法3|テレビとリモコンの間から障害物を除く

  • 対処法4|電源コードの接続状態を確認する

  • 対処法5|本体の電源ボタンを押す

  • 対処法6|点検・修理を依頼する

それぞれの対処について、詳しく見ていきましょう。

対処法1|リモコンを購入する

テレビが待機状態でリモコンが効かない場合は、まず最初にリモコンの電池を入れ替えましょう。その上で、以下の方法を試してリモコンの動作確認を行います(※1)。

  1. リモコンとスマートフォンを用意する

  2. スマートフォンのカメラを起動し、リモコンをカメラに向ける

  3. リモコンで何かしらのボタンを押す

カメラを確認してリモコンの送信部が光っていない場合は、故障の可能性があるので新品を購入してください。リモコンの一部のボタンのみが使えない場合は、明らかに故障です。

※1参考:株式会社ノジマ「テレビの電源が入らないのですが、故障ですか?」

対処法2|リモコンの入力切替ボタンを押す

テレビのランプが緑になっていて電源がつかない場合は、リモコンの入力切替ボタンを押して「テレビ」または「地上デジタル」に変更しましょう。元々から「テレビ」または「地上デジタル」になっていた場合は、他に原因があります。

対処法3|テレビとリモコンの間から障害物を除く

テレビが待機状態でリモコンが効かない場合、テレビとリモコンの間から障害物(金属や壁など)を取り除いてみると電源がつく場合があります。また、電子レンジやBluetooth機器などの電波を干渉する機器もテレビとリモコンの間から取り除きましょう。

対処法4|電源コードの接続状態を確認する

テレビの電源ランプが消灯している場合は、電源コードの接続状態を確認してください。テレビ本体側の接続部や壁のコンセント部、テーブルタップの差し込み部を確認し、プラグの抜けや緩みがあった場合は、しっかり奥まで差し込みましょう。

対処法5|本体の電源ボタンを押す

電源コードが接続されているのにランプが消灯している場合は、本体の電源ボタンを押してください。電源が入らない場合は、約5秒待ってから再度電源ボタンを押してみます。電源ボタンの位置は製品によって異なるので、取扱説明書を確認しましょう。

対処法6|点検・修理を依頼する

上記の全てを試してもテレビの電源がつかない場合は、点検・修理が必要です。まずは、テレビのメーカーに問い合わせて、点検・修理を相談してみるとよいでしょう。

テレビのメーカー保証が使える場合は、無償で修理してもらえます。業者によっては高額請求を突きつけられるケースもあるため、まずは修理費用の見積もりを依頼しましょう。

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停電でテレビの電源がつかない!ポータブル電源で解決

テレビの電源がつかず、電源ランプが消灯している場合は、停電が原因の可能性があります。特に災害による停電は3日以上も続く場合があり、その間はテレビを始め、あらゆる家電が使用できません。テレビのニュース番組は、災害時の重要な情報収集源になります。

停電中も電化製品を動かすには、ポータブル電源が必要です。ポータブル電源とは、内部に大量の電気を貯めこみ、停電中も電化製品に給電できる機器を指します。大規模な停電中にポータブル電源が活躍する場面は、以下のとおりです。

  • テレビをつけて、災害情報を収集できる

  • エアコンや扇風機などの冷暖房機器を稼働して、快適な気温を維持できる

  • 電子レンジや電気ケトルを稼働して、簡単に非常食を温められる

  • 冷蔵庫に給電して、食品が傷むのを防ぐ

  • LEDライトを点灯させて、夜の安全を確保できる

  • 携帯ラジオを稼働して、最新の災害情報を収集できる

  • スマホを使って、常に家族と確認を取り続けられる

ソーラーパネルと併用すれば、停電中に充電が切れる心配はありません。大規模な停電対策として、ポータブル電源は一家に一台備えておきたいアイテムです。

テレビの電気供給源に必要な性能|おすすめの製品

停電時にテレビを含む、あらゆる家電に給電し続けるには、家族の人数に合った出力のポータブル電源が必要です。家族の人数が増えれば、テレビのインチ数が大きくなり、消費電力も増えます。それは、エアコンや冷蔵庫、電子レンジなどにも言えるでしょう。

EcoFlowは、家族の人数に合わせて以下のポータブル電源を販売しています。

  • 1~2人家族「DELTA 3 Plus」

  • 3人家族以上「DELTA Pro 3」

それぞれの製品について、詳しく見ていきましょう。

1~2人家族「DELTA 3 Plus」

定格出力1500W、容量1024Whのポータブル電源。X-Boost機能で最大2000Wの家電に給電できるので、テレビや冷蔵庫、電子レンジなど、複数の家電を同時に動かせます。容量は、最大5kWhまで拡張が可能です。約12.5kgの小型設計で、家中気軽に持ち運べるでしょう。

高度な電源自動切り替え機能を搭載しており、停電が起きると10ms未満で電気供給源がポータブル電源に切り替わります。コンセントから最短56分で満充電できるので、使いたい時にすぐ使える点も魅力。ソーラーパネルと併用すれば、停電中も70分で満充電できます。

EcoFlow DELTA 3 Plus

・定格出力1500W、X-Boostで2000W、ほぼ全ての家電に対応できる ・DELTA Pro 3専用エクストラバッテリーに接続すると、容量を5kWhに拡張 ・<10ms電源自動切り替え機能搭載で精密機器にも安心して使用できる ・40分で約80%、56分でフル充電可能

3人家族以上「DELTA Pro 3」

定格出力3600W、容量4kWhのポータブル電源。容量を最大12kWhまで拡張できるので、大家族や長期間の停電対策にもおすすめです。X-Boost機能で最大5100Wの家電を稼働でき、200Vの大型家電にも対応しているので、家庭にあるほぼ全ての家電を動かせます。

UL94 5VA認証の難燃素材を採用し、独自の安全保護機能「X-GUARD」を搭載しているので、子供やお年寄りがいる家庭でも安心です。ハンドル付きのコンパクト設計で持ち運びも楽々。ソーラーパネルのデュアルPV充電により、停電中も最速2.2時間で満充電できます。

EcoFlow DELTA Pro 3

・4096Whの大容量バッテリーを搭載 ・定格出力3600W、X-Boostで最大5100Wの家電も対応 ・分電盤につないで蓄電池、ケーブルを抜けばポタ電に ・業界をリードする安全技術を採用

【メーカー別】テレビの電源がつかない時の対処法

テレビの電源がつかない場合、メーカーによって考えられる原因や対処法は様々です。メーカー特有のエラーメッセージが表示される場合もあるため、汎用的な対処法だけでは解決しません。テレビの電源がつかない時の対処法を、以下のメーカー別に紹介します。

  • 東芝

  • シャープ

  • ソニー

それぞれの対処法について、詳しく見ていきましょう。

東芝

かつて東芝が展開していた「REGZA」ブランドの対処法は、以下のとおりです(※2)。

■本体の電源が入らない場合

  • テレビ底面または側面の電源ボタンを押す

  • 電源プラグをコンセントにしっかり差し込む

  • 周辺機器を取り外して動作確認する

  • 本体のリセット操作を行う

■電源ランプが点滅している場合

  • テレビ本体の電源ボタンを押す

  • リモコン操作時のメッセージを確認する

  • リモコンの決定ボタンを押しながら、数字ボタンを2~4秒間押し続ける

上記の全てを試しても改善しない場合は、点検・修理を依頼してください。

※2参考:REGZA:東芝「FAQ よくあるご質問 電源が入らない」

シャープ

シャープの「AQUOS」で電源がつかない場合の対処法は、以下のとおりです(※3)。

  • 電源コードが外れていないか確認する

  • ディスプレイ部のPOWER(電源)スイッチを押す

  • アンテナケーブルが外れていないか確認する

  • リモコンの電源ボタンを押す

  • 入力切換を押して「テレビ」を選ぶ

  • 放送切換ボタンでアンテナをつないでいる放送を選ぶ

※3参考:SHARP「故障かな?と思ったら かんたん!!ガイド」

ソニー

ソニーの「BRAVIA」で電源がつかない場合の対処法は、以下のとおりです(※4)。

  • テレビが誤作動を起こしている場合はリセットする

  • テレビのリモコン受光部に向けて操作する

  • リモコンと受光部の間にあり障害物を取り除く

  • 受光部に強い光を当てない

  • リモコンの電池を交換する

  • リモコンをリセットする

  • リモコンの修理を依頼する

  • テレビを再起動(リセット)する

  • 本体の電源スイッチを押す

  • 電源コードやACアダプターを奥まで差し込む

上記全てを試しても改善しない場合は、修理を申し込んでください。

※4参考:Sony JP「電源が入らない」

テレビの電源がつかない場合に関するよくある質問

最後に、テレビの電源がつかない場合に関するよくある質問を紹介します。

  • テレビの電源がつかない時にかかる修理代は?

  • テレビの電源が急につかない時の対処法は?

それぞれの回答について、詳しく見ていきましょう。

テレビの電源がつかない時にかかる修理代は?

シャープの液晶テレビを例に挙げると、出張修理費用の概算は以下のとおりです(※5)。

テレビの電源がつかない症状

出張修理費用の概算

電源ランプが赤色で点滅する

・19~24型:39,000円~30,000円(税込)

・32~43型:106,000円~52,000円(税込)

・45~50型:156,000円~103,000円(税込)

・52~75型:287,000円~154,000円(税込)

電源が入らない(赤色点滅以外)

・19~42型:41,000円~26,000円(税込)

・43~75型:46,000円~32,000円(税込)

リモコンの不具合

25,000円~14,000円(税込)

※5参考:シャープ「液晶テレビ 出張修理概算料金」

テレビの電源が急につかない時の対処法は?

テレビの電源が急につかない時は、前回ついた時との違いを確認しましょう。テレビの電源が急につかなくなった時に試すべき対処法は、以下のとおりです。

  • リモコンの入力切替ボタンを押す

  • テレビとリモコンの間から障害物を除く

  • 電源コードやACアダプターを奥まで差し込む

  • アンテナケーブルが外れていないか確認する

  • 放送切換ボタンでアンテナをつないでいる放送を選ぶ

  • 受光部に強い光を当てない

  • 本体の電源ボタンを押す

  • テレビやリモコンをリセットする

上記全てを試しても改善しない場合は、リモコンやテレビ本体の故障が考えられます。

まとめ

本記事では、テレビの電源がつかない時の原因や対処法を解説してきました。

テレビの電源が急につかない時は、リモコンの信号が届いていなかったり、本体の電源が入っていなかったりする可能性が考えられます。まずは、電源コードの接続状態を確認し、コードやACアダプターを奥まで差し込んでください。

電源ランプが赤に点滅している場合は、テレビ本体の異常です。点検や修理が必要になるでしょう。電源がつかない場合の原因や対処法は、電源ランプの状態を見ればある程度予想がつくので、この記事で紹介した一覧を確認してみるのがおすすめです。

EcoFlowは、停電によってテレビの電源がつかない場合に解決できるポータブル電源を販売しています。停電時も家電を給電し続けたい方は、ぜひ製品の購入を検討してください。