【2025年】今年はいつから寒くなる?北海道から沖縄までの気温変化を解説
夏が終わり、朝晩の涼しさを感じ始める頃、いつから寒くなるのか気になる方は多いのではないでしょうか。例年は10月後半から11月にかけて気温が一気に下がり、朝晩の冷え込みが顕著になります。寒さが本格化する前に、準備を万全に整えておきましょう。
そこで本記事では、今年はいつから寒くなるのかについて解説します。地域別の寒くなる時期や、寒くなる前後に必要な対策も掲載しているので、急な冷え込みに対応できるでしょう。早めの冬支度がしたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
【2025年】今年はいつから寒くなる?
2025年は平年に比べて気温の変化が激しいと予想されており、いつから寒くなるかを把握しておく必要があります。まだまだ寒くならないと冬支度を先延ばしにしていると、急な冷え込みに対応できません。今年の寒さは、以下のように予想されています。
10月|高温傾向が予想される
11月|冬を感じる寒さが急に訪れる
12月|真冬並みの寒気が南下する
それぞれの月について、寒さの傾向を詳しく見ていきましょう。
10月|高温傾向が予想される
夏の猛暑は9月中旬で収まりましたが、10月に入っても高温傾向が予想されています(※1)。今年の10月が平年よりも高温傾向にある主な原因は、以下のとおりです。
地球温暖化等により、中緯度帯を中心に温度が高い
太平洋熱帯域西部で海面水温が高い
インド洋熱帯域の東部で海水温が高い
インド洋東部からインドネシア付近で積乱雲の発生が多くなる
これらの影響により、偏西風は平年より北寄りを流れやすくなり、10月は季節の進行が遅くなると予想されています。結果として、全国的に暖かい空気に覆われやすくなるでしょう。
※1参考:気象庁「向こう3か月の天候の見通し」
11月|冬を感じる寒さが急に訪れる
11月に入ると、西日本を中心に冬を感じる寒さが急に訪れるでしょう。中国大陸では、放射冷却現象等によって冷たい空気が生成されます。冷たい空気は、高気圧が張り出すタイミングで日本付近に流れ出すと予想されています。
これまでの温かさとは打って変わって急に秋が深まるので、気温以上に寒さを感じる場合もあるでしょう。朝晩の寒暖差も激しいため、体調を崩さないよう気を付けてください。
12月|真冬並みの寒気が南下する
12月になると、偏西風は日本付近で南に蛇行する見込みです。寒気が流れ込んで、一気に冬の寒さが訪れるでしょう。シベリア高気圧は南東側への張り出しが強くなり、冬型の気圧配置となります。12月の気温は、全国的に平年並か低い見込みです。
北海道の北側を進む低気圧が寒気を引き込むため、九州から関東にかけては一層寒くなる可能性もあります。日本海側を中心に局所的な大雪に注意しましょう(※2)。
【地域別】今年はいつから寒くなるか


今年はラニーニャ現象発生時に近い特徴が現れやすくなる見込みです。ラニーニャ現象では、太平洋の赤道域で海面水温が平年より低くなり、日本付近で猛暑・寒冬になる傾向にあります。厳しい寒さは11〜12月にかけて訪れますが、地域差が見込まれるでしょう。
地域別に今年はいつから寒くなるのかについて、詳しく解説します。
北日本・西日本
北日本では、11月に入っても気温が平年よりも高くなる見込みです。12月も平年並みの寒さとなるでしょう。冬のはじめにラニーニャ現象の特徴が現れた場合は、北日本付近で低気圧が発達しやすく、荒れた天気になりやすいので注意してください。
低気圧を回るように寒気が西から到来するので、西日本になるほど気温は平年よりも低くなるでしょう。11月に入ると、西日本では一気に晩秋らしい寒さが到来します。
東日本・沖縄・奄美
今年の秋から冬にかけては暖かい空気に覆われやすくなるため、東日本と沖縄・奄美で気温が高くなるでしょう。低気圧や前線、湿った空気の影響も受けやすくなります。ただし、12月には偏西風が日本付近で南下するため、気温は平年並か低い見込みです。
寒くなる前後に必要な5つの対策


全国的に10月は高温傾向にありますが、11月に入ると一気に肌寒くなります。突然の冷え込みで体調を崩さないためには、寒くなる前後に以下の対策が必要です。
対策1|運動を習慣化する
対策2|体が温まる食事を摂る
対策3|冬仕様の部屋に模様替えする
対策4|寝具を衣替えする
対策5|湯船にしっかり浸かる
それぞれの対策について、詳しく見ていきましょう。
対策1|運動を習慣化する
運動を習慣化しておけば、寒くなる時期に適応し、体調を崩さずに過ごせるでしょう。本格的に寒くなる前の秋に運動を習慣化すべき主な理由は、以下のとおりです。
寒さに負けない基礎体力がつく
免疫機能を高められる
血行を促して自律神経が整う
冬は体が硬くなりがちなので、運動の前後には柔軟性を高めるストレッチを行いましょう。
対策2|体が温まる食事を摂る
温かい食事を摂って体温を高めれば、免疫力も高まります。冷え性が緩和したり、感染症を予防したりと、寒くなる時期の健康維持に多大な効果をもたらすでしょう。スープや生姜を使った料理、野菜、根菜類は体を芯から温めてくれるので、おすすめです。
対策3|冬仕様の部屋に模様替えする
今年は11月に入ると一気に寒くなるので、10月のうちに冬仕様の部屋に模様替えしておきましょう。暖かみのある部屋を演出するためのポイントは、以下のとおりです。
暖色系の色使いで起毛感のあるソファカバーを取り入れる
ウールやシャギーなど厚手のラグを敷く
ブランケットをリビングやベッドルームに置く
特に冷たい空気は下に溜まる性質があるため、足元の暖かさを重視しましょう。
対策4|寝具を衣替えする
10月に差し掛かり、朝晩の冷えを感じ始めたら、寝具の衣替えを検討してください。気温に合わない寝具を使っていると、寝苦しさを感じるだけでなく、風邪や体調不良につながります。冬用の布団として、分厚い羽毛布団は保温力が抜群です。
対策5|湯船にしっかり浸かる
寒くなる時期の前後は、湯船にしっかりと浸かるようにしましょう。冷え性を予防するには、38〜40℃くらいのお湯に15〜20分程度、ゆったりと浸かるのが理想的です。
熱めのお湯だと短時間でのぼせてしまうため、体が芯から温まりません。入浴効果を高めるためには、無機塩類系や炭酸ガス系の入浴剤も高い効果が期待できます。
アウトドアで大活躍!寒さ対策グッズ


夏の暑さが落ち着いた頃、キャンプや車中泊、ハイキングなどのアウトドアは絶好のシーズンを迎えます。ただし、寒さが厳しくなると、一気にアウトドアのハードルは上がるため「いつから寒くなるの?」と、不安に思われている方もいるでしょう。
2025年は、11月に突入すると一気に冬の訪れを感じる寒さに見舞われると予想されています。寒くなる時期でも快適にアウトドアを楽しむには、以下の寒さ対策グッズが必要です。
ポータブルエアコン
ポータブル電源
それぞれの寒さ対策グッズについて、詳しく見ていきましょう。
ポータブルエアコン
アウトドアにポータブルエアコンを持ち込めば、テント内や車内の温度を自由に調節できます。ポータブルエアコンとは、エアコンの室内機と室外機が一体化した軽量・小型設計のエアコンです。暖房機能を使えば、寒くなる時期のアウトドアでも快適に過ごせます。
EcoFlowは、2kWの暖房性能を備えたポータブルエアコン「WAVE 3」を販売しています。
「WAVE 3」の主な特徴は、以下のとおりです。
6畳以下の室内温度を15分程度で約9℃上昇させる
専用バッテリーパックにより、最長8時間のワイヤレス稼働が実現する
AC充電とソーラー充電を組み合わせて、最短75分で満充電できる
おやすみモードを使えば、約44dBの超静音で動作する
アプリで設定した温度を下回れば、自動で暖房機能をオンにします。寒暖差の激しい車中泊やキャンプで快適に過ごしたい方は、ぜひ製品の購入を検討してください。
ポータブル電源
寒くなる季節のアウトドアで快適に過ごせるかどうかは、電源の有無によって大きく左右されるといっても過言ではありません。アウトドアにポータブル電源を持参すれば、内部に貯め込んだ大量の電気からどこでも電化製品に給電できます。
寒くなる季節のアウトドアでポータブル電源が活躍する場面は、以下のとおりです。
電気毛布や電気ストーブを稼働し、秋・冬の寒さに備えられる
電子レンジや電気グリルを駆使して、温まる料理が簡単に作れる
ポータブル冷蔵庫にキャンプ料理で使う食材を長時間保存しておける
夜にLEDライトを点灯し、周囲の安全を確保できる
キャンプ風景を撮影するスマホやカメラを常にフル充電にしておける
ポータブル電源にはコンセントと同様のAC出力やUSB-C、USB-Aなど、多彩な出力ポートを備えているので、ほとんどの家電が屋外でも動かせます。ソーラーパネルと併用すれば、屋外にいながら本体の充電も可能です。
寒くなる時期におすすめのポータブル電源


寒くなる時期のアウトドアでは、高出力のポータブル電源が活躍します。ポータブルエアコン(850W)や電気毛布(75W)、電気ポット(1,000W)を同時に動かすには、最低でも2,000Wの家電を動かせる性能が必要です。容量も1kWh以上は必要になるでしょう。
EcoFlowは、最大2,000Wの家電に給電できる高出力・大容量のポータブル電源「DELTA 3 Plus」を販売しています。「DELTA 3 Plus」の主な特徴は、以下のとおりです。
定格出力1,500W、X-Boost機能で最大2,000Wの家電に給電できる
容量1,024Whを最大5kWhまで拡張できる
2つの500Wソーラー入力ポートにより、最短70分で満充電できる
LFPバッテリーを搭載し、10年以上もアウトドアで活躍する
BMS管理システムにより、爆発や火災からの安全を確保する
夜のアウトドアでも、雑音レベルを30db以内に抑えられる
12時間以内に悪天候が予想される場合の通知機能も付いているため、雨に打たれる心配がありません。約12.5kgの小型設計により、気軽に持ち運べるでしょう。寒くなる季節のアウトドアを快適に楽しみたい方は、ぜひ製品情報をチェックしてください。
【月別】寒くなる時期に着用する服装


「いつから寒くなるのか」が分かったら、気温に合わせた服装を準備しましょう。日中は暖かくても朝晩の冷え込みが厳しくなる秋口や、徹底した防寒が必須な真冬など、時期ごとに適した服装を選ぶと、体調管理がしやすくなります。
寒くなる10〜12月に着用する服装は、以下のとおりです(※3)。
10月|長袖シャツ
11月|カーディガン・セーター
12月|トレンチコート・冬用コート
それぞれの服装について、詳しく見ていきましょう。
10月|長袖シャツ
今年の10月は例年よりも高温傾向にありますが、半袖で過ごせるほど暑くはありません。基本的には長袖シャツで過ごせますが、薄手の羽織を持っておくと安心です。
日によって気温が上下する上に、日中と朝晩の寒暖差も激しいため、気温の変化に対応できるコーディネートを選びましょう。10月の後半は保温性の高いシャツが重宝します。
11月|カーディガン・セーター
11月に入ると、冬を感じる寒さが急に訪れます。長袖シャツの上にカーディガンやセーター、トレーナーを羽織ると快適に過ごせるでしょう。冷え込む夜は、ハーフコートもあると安心です。ボトムスには、厚手のデニムやコーデュロイパンツが活躍します。
ワンピースはカーディガンと合わせると、見た目にも暖かさを演出できるでしょう。晴れの日はカーディガンや薄手のニット、雨の日は薄手のセーターがおすすめです。
12月|トレンチコート・冬用コート
今年の12月は平年よりも寒くなる可能性があるため、風を通さないトレンチコートや冬用コートで万全な寒さ対策を行いましょう。晴れの日はアウターの下にベストやカーディガン、曇りや雨の日はセーターを着込むのがおすすめです。
気温が7℃を下回った際に着用する冬コートの種類を紹介します。
冬用コートの種類 | 特徴 |
チェスターコート | ジャケットの丈が長く、程よい厚みがある |
モッズコート | ボアやファーの裏地が付いていて、保温性が高い |
Pコート | 厚手の生地で保温性が高く、着崩れしにくい |
今年はいつから寒くなるかに関するよくある質問


最後に、今年はいつから寒くなるかに関するよくある質問を紹介します。
九州(福岡・鹿児島・熊本)はいつから寒くなる?
2025年の寒波はいつまで続くのでしょうか?
肌寒くなる天気になるのはいつから?
それぞれの回答について、詳しく見ていきましょう。
九州(福岡・鹿児島・熊本)はいつから寒くなる?
今年は偏西風が北寄りを流れやすいため、10月の気温が平年よりも高い傾向にあります。九州で本格的に寒くなるのは、11月に入ってからです(※4)。
12月は寒気の影響を受けやすく、平年より寒くなる時期もあるでしょう。ただし、低気圧の影響を受けにくいので、曇りや雨、雪の日は少ないと予想されています。
2025年の寒波はいつまで続くのでしょうか?
気象庁が発表した情報によると、冬の前半はラニーニャ現象に近い特徴が現れるため、今年の12月には真冬並みの寒波が到来する見込みです(※5)。一方、冬の半ば以降は、上空の偏西風が平年通りの位置を流れる予想なので、2月には寒波が過ぎ去る可能性もあります。
肌寒くなる天気になるのはいつから?
北日本や東・西日本日本海側、沖縄、奄美では、11月に曇りや雨の日が多くなるでしょう。一気に肌寒くなるので、寒さ対策が欠かせません。一方、北・東日本太平洋側や西日本太平洋側の11〜12月は、平年通り晴れの日が多くなると予想されています。
まとめ


本記事では、今年はいつから寒くなるのかについて解説してきました。
今年の10月は平年に比べて高温傾向にありますが、11月に入ると一気に冬を感じる寒さが到来します。朝晩の寒暖差も激しくなるため、体調を崩さないようにしましょう。
服装や部屋、寝具の衣替えを行ったり、運動を習慣化したりと、事前の備えが重要です。10月は長袖シャツで過ごせますが、11月に入るとセーターやカーディガンが必要になります。
EcoFlowは、寒くなる時期のアウトドアで暖房機器が使えるようになるポータブル電源を販売しています。今年の寒さ対策を万全にしたい方は、ぜひ製品の購入を検討してください。