月山スキー場の魅力は?ベストシーズンやコース構成を詳しく紹介!
山形県の月山スキー場には、長い営業期間や豊富な天然雪、大自然に囲まれた開放的なゲレンデなど、様々な魅力があります。
全国的にも珍しい春夏スキーの聖地としても知られており、初心者から上級者まで、多くの方に適したコースが用意されています。
この記事では、月山スキー場の基本情報や魅力、ベストシーズンやコースの特徴、近隣の観光スポットについて詳しく紹介します。
月山スキー場の基本情報
月山スキー場は、春夏スキーの聖地として知られる山形県のスキー場です。
営業は主に4月上旬から7月下旬までで、他のスキー場が終了している時期にもスキーを楽しむことができます。
リフトはペアリフト1基とTバーリフトがあり、初級から上級まで幅広いレベルのスキーヤーが訪れるスキー場です。
施設にはコインロッカー、更衣室、食堂があり、駐車場は約500台分完備されています。
所在地 | 山形県西村山郡西川町志津姥沢 |
標高 | 1,600m |
営業期間 | 4月上旬~7月下旬(積雪状況で変動あり) |
営業時間 | 8:00~16:30 |
リフト本数 | ペアリフト1基、Tバーリフト2基 |
ゲレンデ | 姥沢小屋前ゲレンデ:初級コース 姥ヶ岳ゲレンデ:中級コース 大斜面:中級コース 牛首ゲレンデ:上級コース 清水コース:5キロに及ぶロングコース |
リフト料金 | 1日券 |
駐車場 | 約500台(1日1,000円) |
アクセス | 山形自動車道「月山IC」より約20分 |
電話番号 | 0237-75-2025 |
月山スキー場の魅力


月山スキー場は、一般のウインターシーズンには体験できない春夏スキーの魅力を全国に発信している特別な場所です。
ここでは、主な魅力について詳しく解説します。
山形県の春夏スキーの聖地
月山スキー場は、春から夏にかけてスキーができる日本国内でも希少な場所です。
冬は営業していませんが4月から7月までのロングシーズン営業で、冬を逃してしまった方やオフトレを求める上級者から人気を集めています。
特に春は安定した雪質に加え、過ごしやすい気温で快適な滑走が可能。全国のスキー場がクローズする時期に滑走できるため、多くのスキーファンから高く評価されています。
季節はずれの爽快なスキー体験を求めて、国内外から多くのスキーヤーが訪れます。
山全体がゲレンデという独特の地形
月山スキー場は、山全体が広大なゲレンデという地形が大きな魅力です。
人工の整地エリアは限られますが、自然そのままの斜面やコブがダイナミックに広がり、バックカントリーさながらの自由度の高い滑りを楽しめます。
木が少ないため開放感あふれるパノラマを見渡すことができ、開放的なフィールドで滑走技術を磨きたい上級者からも厚い支持を受けています。
スキー本来の醍醐味を感じたいスキーヤーには、月山の地形は理想的な環境です。
新緑と雪の絶景を同時に楽しめる
月山スキー場では、新緑と雪という異なる季節の魅力を同時に楽しむことができます。
春から初夏の清々しい気候のなか、雪原の白さと山の新緑が織りなすコントラストは驚くほど美しく、他のスキー場では味わえない非日常感をもたらします。
晴れた日には青空と白銀の雪、新緑の緑が鮮やかに交差し、滑走中も目の前には絶景パノラマが広がります。
このような景観は、SNS映えする景色を求める方や家族連れにも好評です。月山ではただ滑るだけでなく、自然との一体感も存分に味わえます。
シーズンが長い
月山スキー場は、4月から7月まで続く長いスキーシーズンが魅力です。
積雪が豊富なため、全国的にスキー場のクローズが相次ぐ春以降も、月山スキー場では安定した雪量が維持されます。
忙しい社会人や学生、シーズン中に思うように滑れなかった方も、月山なら冬以外も雪上の楽しみを存分に満喫できます。
日本有数の残雪量と良質な雪質
月山スキー場は日本有数の豪雪地帯にあり、シーズン終了間際の7月でも十分な残雪がある点が大きな魅力です。
その理由は、日本海から吹き付ける季節風の影響で大量の雪が降り積もり、標高1,600mという冷涼な気候が長期間雪の品質を保つためです。
また、雪解けが遅いため春でも雪がシャバシャバになりにくく、雪の密度が高くて踏みごたえがある良質なコンディションを維持しています。
日本ならではの豪雪を活かした素晴らしい雪質が、月山の誇りです。
月山スキー場のベストシーズンと狙い目


月山スキー場は、国内屈指の長い営業時間と安定した雪質で、全国のスキーファンから高い支持を受けています。
ここでは、シーズンごとの特徴や混雑を避けるためのポイントについて詳しく解説します。
4~5月:春のパウダー狙い
月山スキー場の4~5月は、春スキーならではの魅力を存分に味わえる時期です。
特に4月は、真っ白な新雪や残雪のコンディションが整っているため、パウダーライドを求める方から注目を集めています。
5月の連休明けでも積雪は300~400cm近く残っており、バックカントリーやロングランを楽しみたい方におすすめです。
ゲレンデは晴天率が高く、暖かい春の気候の中で快適な滑走が可能。大型連休以降も、パウダーライドや壮大な自然を堪能できます。
6~7月:安定した春雪
月山スキー場は6月以降も安定した春雪が維持され、他のスキー場では体験できない夏スキーを楽しむことができます。
6月に入るとゲレンデの雪質はややザラメになりますが、斜面の密度が高く踏みごたえのある雪で滑走しやすさはしっかり保たれています。
春の新緑と雪原のコントラストがピークとなり、コブ斜面の状態も良いため、上級者は技術向上のトレーニングにも最適です。
7月に近づくにつれて滑走エリアは徐々に縮小しますが、十分に残雪と涼しい空気は残るため、シーズン終盤でも充実したスキーを堪能できます。
混雑のピークと避ける方法
月山スキー場や週末や祝日、ゴールデンウィークなどが混雑のピークになりますが、工夫次第で快適な滑走を楽しむことが可能です。
特に4月中旬から5月上旬の連休期間は全国から多くのスキーヤーが訪れ、駐車場やリフト待ちが長くなります。
混雑を避けるには、平日の早朝に到着するか、連休や祝日を避けるのが有効です。
また、混雑時も昼過ぎからはリフト待ちが徐々に落ち着くため、午後からの滑走でも混雑緩和が期待できます。
Webサイトでゲレンデ状況やイベント情報を事前にチェックし、計画的な訪問をするとより充実した時間が過ごせるでしょう。
月山スキー場のコース構成とレベル別のおすすめエリア


月山スキー場は、自然の地形を生かした広大なゲレンデが特徴です。ここでは、初心者から上級者まで、レベルごとに適したエリアについて詳しく解説します。
コース一覧とそれぞれの特性
月山スキー場の主なコースは以下の通りです。
姥沢小屋前ゲレンデ
姥ヶ岳ゲレンデ
大斜面コース
牛首ゲレンデ
清水コース
コースの比率は初級20%、中級40%、上級40%となっており、非圧雪エリアが豊富で自然の地形を活かしたダイナミックな滑りが体験できます。
最大滑走距離は約5,000m、標高差約900m、最長コースは清水コースです。
急斜面やコブ、ロングランなどエリアごとに異なる特性があり、その日の雪質や天候によってコンディションが大きく変わるのも月山ならではの醍醐味です。
初心者やファミリーに適したエリア
初心者やファミリーには、『姥沢小屋前ゲレンデ』がおすすめです。
このエリアは傾斜が緩やかで圧雪された滑走面も多いため、初めての方や小さな子どもでも安心して滑れる場所となっています。
また、リフト乗り場や更衣室、食堂も近く、休憩や着替えにも便利な立地です。
初心者向けのスキーレッスンやサポートも行われているため、無理なくスキーデビューができる環境が整っています。
中級者が楽しめるライン
中級者には、『姥ヶ岳ゲレンデ』や『大斜面コース』がおすすめエリアです。
特に姥ヶ岳ゲレンデは斜度13度~20度前後で、滑走距離も十分にあるため、連続ターンやバリエーション豊かな滑りを追求したい方に適しています。
大斜面コースは月山名物コブ斜面として上級者にも人気ですが、中級者の技術向上やコブ挑戦にも最適です。
自然地形ならではの難しさもありますが、春夏の良質な雪面を活かした練習に適しているため、中級者以上の方はぜひ試してみてください。
上級者におすすめのライン
上級者には、『牛首ゲレンデ』や『清水コース』がおすすめです。
牛首ゲレンデは、山頂付近まで約50分のハイクアップが必要なエリアで、滑走距離が長く、コブや非圧雪・急斜面など多様なチャレンジができます。
清水コースは最大5,000mのロングランが可能で、ブナ林や自然雪の変化を存分に味わえるコースです。
また、バックカントリースキーを楽しみたい方には、専門ガイドツアーや本格的な山岳ルートが用意されており、本格派向けのコースもあります。
月山スキー場にはモバイルバッテリーを持っていこう!


月山スキー場では、スキー場での撮影やナビ、情報検索など、バッテリー切れの不安なく快適な時間を過ごすために、モバイルバッテリーの持参がおすすめです。
EcoFlow RAPID Power Bankは、25,000mAh(90Wh)の大容量かつ、最大合計170W出力・最大100W急速充電が可能な最新モデルとなります。
USB-Cケーブルを内蔵しており、ポート数はUSB-C ×1、USB-A ×1、内蔵USB-Cケーブル ×2で計4台同時充電に対応しています。
本体も最大100W入力で急速チャージでき、約30分で半分まで充電可能。見やすいTFTカラー液晶で、残量や入出力の状態が一目で分かります。
月山スキー場でも欠かせないアイテムになるため、ぜひ以下の商品ページをご覧ください。
▼月山スキー場で使う際の注意点
-10℃以下では稼働不可になる点に注意が必要です。
放電は充電よりも低温に強いものの、機器自身が0℃以上での充電が推奨されているため、スマートフォンなどは屋内や暖かい場所で充電しましょう。
月山スキー場に関するよくある質問


最後に、月山スキー場に関するよくある質問を詳しく解説します。
いつからいつまで滑ることができる?
月山スキー場は、例年4月中旬(2025年は4月11日)からオープンし、7月上旬から中旬まで滑ることができます。
通常のスキー場がクローズするなか、春スキーや夏スキーを楽しめるのが魅力です。
春や夏にスキーを楽しめる理由は?
春夏スキーを楽しめる理由は、月山スキー場が日本有数の豪雪地帯にあり、標高1,600mの高地に位置しているからです。
冬の間に大量の雪が積もり、気温の上昇が遅いため、他のスキー場が閉鎖した後も残雪が十分に残ります。
お得な割引デーはある?
月山スキー場では、4月の『初滑りウィーク』や60歳以上対象の『シルバー・サービスデー』などのお得な割引デーがあります。
また、祝祭日を除く水曜日と木曜日限定の『水木割』もあり、平日利用者もお得です。割引イベントは随時変わるため、公式サイトを確認しましょう。
近隣の観光スポットは?
月山スキー場周辺には、自然を満喫できる観光スポットが豊富です。
例えば、『月山湖』や『月山神社』などの名所に加えて、登山やブナ林の散策など、自然のアクティビティも楽しめます。
温泉地も点在しており、西川町のご当地グルメや季節限定のイベントも人気で、スキー目的以外の観光も楽しめるエリアとなっています。
夏の服装はどうしたら良い?
月山スキー場の夏スキーは、平地より気温は低めですが、日中は10℃~15℃前後まで上がることもあります。
朝晩は冷え込むため着脱しやすい重ね着を心がけ、ベースレイヤーや薄手のミドルレイヤーに加え、防風性のあるスキーウェアがおすすめです。
まとめ
月山スキー場は、他のスキー場では体験できない春夏スキーの聖地です。
標高1600mで4月から7月までの長期間に渡って滑走可能な環境が魅力で、新緑と残雪、爽快な青空が織りなす絶景の中でスキーを楽しめます。
初級から上級まで幅広いコースが揃い、初心者やファミリーにも安心なエリアから、コブや急斜面など上級者向けも充実しています。
割引デーや近隣の観光スポットも豊富なため、多彩な楽しみ方を体験してみましょう。
春夏スキーに最適な月山スキー場では、大容量かつ急速充電可能なモバイルバッテリーがあると便利です。
気になる方は、ぜひ商品ページをご覧ください。