プロボックスのアウトドアカスタム例5選!人気の理由を詳しく紹介

EcoFlow

アウトドアで使いやすいカスタムカーを探していると、プロボックスが気になる方は多いのではないでしょうか。

営業車のイメージが強いプロボックスですが、積載性や堅牢さ、コストパフォーマンスの高さにより、アウトドア仕様へのカスタムが人気を集めています。

シンプルだからこそ、自分らしい装備を追加して楽しむことが可能です。

この記事では、プロボックスの特徴や歴史、アウトドアユーザーに人気の理由やおすすめカスタム例、主な活用シーンについて詳しく紹介します。

プロボックスの基本情報

画像引用元:TOYOTA

プロボックスは、トヨタが誇る商用車として登場し、アウトドアを楽しむユーザーからも注目を集めています。ここでは、主な特徴や歴史について詳しく解説します。

プロボックスの特徴

プロボックスの最大の特徴は、圧倒的な積載量と車内スペースの広さです。

  • 全長1410mm

  • 全幅1420mm

  • 全高935mm

コンパクトボディながら荷室スペースが広く、アウトドアギアやキャンプ用品、大型の荷物も余裕を持って収納できます

営業車として開発されたため内装はシンプルですが、十分な快適装備や耐久性、燃費と機能性を兼ね備えています。

また、4WDモデルやハイブリッドの選択肢もあり、都市部から悪路の多いフィールドまで幅広いシーンで安心して運転できる点も強みです。

プロボックスの歴史

プロボックスは2002年に商用バンとして誕生し、それまでのカローラバンやスプリンターバンの後継モデルとして位置づけられました

発売当初は、積載力と経済性の高さから営業車の定番になります。

2014年の大幅マイナーチェンジでフロントデザインや安全機能の刷新、ハイブリッド仕様の追加など度重なる改良を経て、現代のニーズに合致した進化を遂げています。

近年は、大容量の荷室やシンプルな設計を活かしてアウトドアカスタム需要が急増し、ビジネス面だけでなくレジャー用途としても高く注目されています。

プロボックスがアウトドアユーザーに人気の理由

プロボックスがアウトドアユーザーに人気の理由は、多方面にわたる実用性が高く評価されているからです。ここでは、主な理由について詳しく解説します。

荷室の広さと積載力

プロボックスの魅力は、積載力と荷室の広さです。

リアシートを倒せば荷室長約1810mm、幅1260~1420mm、天井高約935mmが確保され、一般的なダブルベッド並みの空間が広がります。

大人2人の就寝やキャンプ用マットの設置も可能で、かさばるアウトドア用品を一度に収納できるため、荷物整理も効率的です

また、ワイドな開口部やフラットな床面、僅かな床高は重い荷物の積み下ろしを負担なく行える設計で、ルーフキャリア追加による長尺物の運搬にも対応します。

初心者キャンパーや上級者の車中泊旅まで、幅広い層にフィットする点は大きな魅力です。

小回りが利く

プロボックスは全長4.2m前後のコンパクトボディにより、都市部の狭い道や山間部の細い道でもスムーズな取り回しができるのが特徴です。

最小回転半径4.9m前後は軽自動車並みの小回り性能で、駐車やUターンも容易なため、キャンプ場やアウトドアフィールドでの運転ストレスがありません

大きな荷物を積載しても運動性能が損なわれにくく、ロングドライブや長距離移動にもバランスよく対応できます。

初心者ドライバーでも不安の少ない視認性や、街乗りからアウトドアまで“ちょうどいい”感覚が得られることが、男女問わず幅広いユーザーに支持される理由です。

維持費の安さと燃費の良さ

プロボックスの実燃費は、ガソリン車は15~18km/L、ハイブリッド仕様なら20km/L超という高水準です。

車重が比較的軽く空力性能も考慮された設計により燃費が良く、自動車税や保険料も抑えやすいため、家計への負担を減らしながらケアできます

また、部品供給や修理対応も充実しており、消耗品やパーツのランニングコストも比較的リーズナブルです。

ローコストで存分に趣味を楽しみたい方はもちろん、サブカーという位置づけで趣味用の車として活用したい方からも高い指示を得ています。

車内環境をカスタムしやすい

プロボックスはシンプルな内外装とオープンなラゲッジ設計が相まって、多様なカスタムの発想を形にしやすい車種です。

例えば、車中泊仕様のベッドキットや、DIYで棚や収納システムを追加するカスタム事例も豊富にあります

サイドオーニングやルーフラックといった外装カスタムも映えやすく、車体そのものを塗装して雰囲気をガラリと変えるオーナーも少なくありません。

シンプルで壊れにくい設計と高い信頼性

プロボックスは、トヨタの商用バンとして培われたタフさと信頼性が魅力です。

余計な電子装備を排し、基本性能や耐久性、信頼性を重視した設計は、悪路や過酷な環境下でも壊れにくく、長年安心して使い続けられます

荷室や床やりの素材は傷や汚れに強く、アウトドア道具を積んだり、キャンプ後の掃除も楽にできるよう工夫されています。

修理やメンテナンスも容易で、部品供給も長く続くため、中古車で購入してもメンテコストを抑えながら長期的に活用できます。

プロボックスのアウトドアカスタム例

画像引用元:TOYOTA

プロボックスのアウトドアカスタムは、工夫次第で日常使いの商用車から本格的なアウトドアベース車両に変身します。ここでは、主なカスタム例について詳しく解説します。

ルーフラックやキャリアの活用

プロボックスをアウトドア仕様にさせる第一歩は、ルーフラックやキャリアの活用です。

これにより車内スペースを最大限確保しつつ、テントやカヌー、サップボード、大型クーラーボックスといったギアの運搬も容易になります

大手ブランドから信頼性の高いラックが販売されており、自転車や大型タープも載せられるため、行動範囲が広がり遊びのバリエーションも拡大します。

また、必要に応じてサイドオーニングやロッドホルダーなどを追加すれば、よりアウトドア趣味の幅が広がるはずです。

シートアレンジで車中泊が可能

プロボックスの荷室の広さを活かし、シートアレンジやフルフラット化、ベッドキットの導入がおすすめです。

市販のベッドキットやウレタンマットを組み合わせて床面を平坦に調整すれば、車中泊だけでなく休憩や仮眠、家族の着替えスペースとしても活用範囲が広がります

加えて、カーテンやサンシェードを自作したり、小型収納を忍ばせたりすれば、快適性アップの工夫も可能です。

タープ・オーニング連結でアウトドアリビング化

プロボックスをベースにしたアウトドアスタイルでは、サイドオーニングやタープを活用したアウトドアリビングの実現が大きなトレンドです

ルーフキャリアやドア上にオーニングベースを装着すれば、わずか数分で日除け・雨除けスペースを確保できます。

また、リビングチェアやテーブルを広げれば、キャンプ場や駐車スペースが即座に快適なダイニングやくつろぎの場所へと早変わりします。

タープ連結は、家族や仲間と過ごす食事に活躍し、車体とのジョイント部分を工夫することで設営が速く、撤収時の荷物の最小限で済みます。

引き出しや収納のDIY

プロボックスはシンプルなラゲッジ構造を活かし、DIYで収納ゾーンをアレンジしやすい点も大きな特徴です。

木材や合板で引き出しユニットや棚を自作すれば、クッカーやカトラリー、小物類を効率よく収納でき、荷崩れや車内のごちゃつきも軽減します

普段は荷物運搬、週末はキャンプ・DIYツールで収納力をアップできるのは、市販バンならではの応用力です。

材料費も安く、SNSには多数のユーザー事例がシェアされているため、オリジナルの使い方でキャンプギアの収納にも趣向と工夫を凝らせます。

照明や家電の電源確保で快適性向上

アウトドアカスタムでポータブル電源を導入すれば、車内照明や扇風機、スマートフォンや家電の充電など、快適性が大きく向上します。

また、LEDランタンやUSBライト、冷蔵庫やケトルといった家電も車内で安心して使えるようになり、夜間や悪天候でも安心して過ごせます。

EcoFlow DELTA 3 PlusやRIVER 3 Plusのような、大容量かつ高出力のポータブル電源を積んでおけば、電源の悩みを抱える必要はありません

バッテリー残量の心配なくアウトドアを満喫できるため、長期滞在や災害時対策でも実用的です。興味がある方は、以下のページをご覧ください。

EcoFlow DELTA 3 Plus

・定格出力1500W、X-Boostで2000W、ほぼ全ての家電に対応できる ・DELTA Pro 3専用エクストラバッテリーに接続すると、容量を5kWhに拡張 ・<10ms電源自動切り替え機能搭載で精密機器にも安心して使用できる ・40分で約80%、56分でフル充電可能

EcoFlow RIVER 3 Plus

・定格出力600W、X-Boostで900W、90%の家電を稼働できる ・ワイヤレス接続で最大858Whに容量拡張可能 ・<10ms電源自動切り替え機能搭載で精密機器にも安心して使用できる ・100W以下の電化製品の稼働時間を2倍に

プロボックスで楽しむアウトドア活用シーン

プロボックスはアウトドアシーンでの活躍が評価され、用途やカスタムによって多彩な楽しみ方ができます。ここでは、主な活用シーンについて詳しく解説します。

キャンプ

プロボックスは、キャンプ仕様へのカスタムと相性抜群です。

広大な荷室にはテントやタープ、テーブル、チェアなど必要なキャンプ道具すべてをストレスなく積載できるため、積み下ろしや移動の手間が大幅に軽減されます

リアシートをフラットにすれば車中泊にも対応でき、夜間の天候やセキュリティ面も安心。加えて、現地でのリビングスペースづくりも簡単です。

釣りやマリンスポーツ

釣りやマリンスポーツの現地拠点としても、プロボックスは適しています。

車体の低さと高い積載効率、ルーフキャリアの活用により、ロッドケースやカヤック、サップボードも余裕で運べます

荷室を防水マットやシートでアレンジすれば、濡れたギアの仮置き場や着替えスペースにもなり、海や川辺での後片付けも簡単です。

リアゲートを即席の作業台にしたり、車内をリラックススペースに変えたりと、幅広いシーンに応じて自由にカスタムできます。

登山やトレッキングの基地車

登山やトレッキング拠点として、プロボックスを活用する登山愛好家も増えています。

リヤシート収納時の荷室は、大型ザックや登山靴、予備ギアも大量に納められ、悪天候時は濡れものや汚れものの分別にも役立ちます。

また、タープやオーニングを追加し、駐車場や登山口を即席ベース化することも可能。動く小屋として、プロボックスは基地車両として活躍します。

車中泊やアウトドア旅行

車中泊や長距離のアウトドア旅行では、プロボックスが相性抜群です。

リアシートを倒せばフルフラットな就寝スペースが完成し、大人2人でも手足を伸ばして快眠でき、窓に専用シェードやカーテンを設置すればプライバシーも保たれます。

また、自由な内装アレンジや収納ボックスの設置で、生活用品を整理しやすい点も大きな魅力です。どこでも家のような缶か気宇で、自由な旅のスタイルを実現できます。

プロボックス×アウトドアに関するよくある質問

最後に、プロボックスとアウトドアに関するよくある質問を詳しく解説します。

車中泊は快適にできる?

プロボックスはシートアレンジでフラットな就寝空間を作れるため、車中泊にも非常に適しています。

後部座席をすべて倒せば荷室長は約1810mmで、ベッドマットや寝袋も余裕で使える広さとなり、大人2人でも手足を伸ばしてゆったり横になれます

車中泊が好きな上級者の方でも、プロボックス内での寝心地は不満がないはずです。

悪路やオフロードには向いている?

プロボックスは4WDモデルもあるため、市街地からキャンプ場の未舗装路や林道、舗装の悪い駐車場などでも安心して運転できます。

ただし、ジムニーや大型SUVに比べれば本格オフロード性能は控えめなため、段差や河原、深い泥道などは注意が必要です

市販のオフロードタイヤや車高アップキットで走破性を強化するユーザーも多いため、自分のアウトドアスタイルに合わせた改良もできます。

まとめ

プロボックスはシンプルな構造と優れた積載力で、アウトドアユーザーから絶大な支持を集めています。

豊富なカスタムの自由度により、キャンプや釣り、アウトドア旅行、登山の基地車まで、あらゆるシーンに自分らしい一台に仕上げられるのが魅力です。

荷物の多い本格レジャーも車中泊スタイルも、用途や環境に合わせたアレンジで快適に楽しめる点が、アウトドア愛好家から選ばれる理由でしょう。

そして、アウトドアの快適性を格段に高めたい方は、照明や家電の電源もカバーできるポータブル電源の導入もぜひ検討してみてください。