バックアップ電源の主な種類は?家庭で求められる場面や失敗しない選び方を紹介!
停電や災害が増えるなか、バックアップ電源が高い注目を集めています。
バックアップ電源には蓄電池や発電機、ポータブル電源など様々な種類があり、それぞれで得意なシーンや設置スタイルが大きく異なります。
この記事では、バックアップ電源の役割や種類、家庭で求められる場面や失敗しない選び方について詳しく紹介します。
バックアップ電源の導入を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。
バックアップ電源とは
停電や災害が増えるなか、いざというときに使えるバックアップ電源は、家庭でも企業でも欠かせない備えになっています。
ここでは、バックアップ電源の意味と役割、非常用電源との違いについて詳しく解説します。
バックアップ電源の意味と役割
バックアップ電源とは、主電源が停電やトラブルで止まったとき、代わりに電力を供給して生活や業務を継続させるための電源装置を指します。
家庭の場合は、冷蔵庫や照明、スマホの充電、医療機器など、止まると困る機器に一時的な電力を送り、最低限の暮らしを守る役割を担います。
企業や施設では、サーバーや通信設備、セキュリティ機器などの停止を防ぎ、データ消失や事業停止のリスクを減らすことが重要な目的です。
こうした役割を担うため、バックアップ電源には必要な機器に対して十分な容量があることや、停電時に瞬時に切り替わることが求められます。
非常用電源との違い
家庭用と業務用の違い
家庭用と業務用のバックアップ電源では、必要な電力量が大きく異なります。
家庭用では、日常生活を維持するための最低限の負荷をまかなえれば十分なケースが多いため、コンパクトなポータブル電源や家庭用蓄電池が主流です。
対して業務用は、停止が許されない機器を長時間支える必要があるため、大容量かつ高い耐久性を持つ蓄電池や自家発電機が採用されます。
また、業務用はBCP(事業継続計画)の一環として位置づけられることが多く、保守契約や遠隔監視システムなどを組み合わせる必要があります。
家庭でバックアップ電源を選ぶ際は、業務用のような過剰スペックは避けつつ、どの家電をどれくらい動かしたいかを明確にしておくことが重要です。
バックアップ電源の主な種類


バックアップ電源は、役割や設置方法によって様々な種類があります。ここでは、主な種類の特徴について詳しく解説します。
UPS(無停電電源装置)
UPSは、停電や電圧変動が起きた瞬間に内蔵バッテリーへ自動で切り替え、接続機器への電力供給を途切れさせないことを目的としたバックアップ電源です。
主にパソコンやネットワーク機器など、瞬断するとデータ破損やシステム停止につながる精密機器の保護に使われ、停電時も数分〜数十分程度の猶予を確保できます。
主に3種類の方式があり、コストに応じて選ぶことが可能です。
常時商用給電方式
ラインインタラクティブ方式
常時インバータ方式
家庭でも、パソコンやWi‑FiルーターをUPSにつないでおくと、急な停電でもオンライン会議がいきなり落ちたり、録画データが損なわれたりするリスクを減らせます。
ただし、UPSは容量よりも瞬時切り替えが主目的のため、冷蔵庫やエアコンなどの家電を長時間動かす用途には向きません。
定置型蓄電池
定置型蓄電池は、固定設置して使う大容量の蓄電システムで、平常時は夜間電力や太陽光発電の電気を貯め、停電時には電力を供給できます。
家庭用では4〜16kWh前後の容量帯が多く、冷蔵庫や照明、エアコンやIHクッキングヒーターなどもバックアップ可能です。
また、太陽光発電システムと連携させれば効率的に電気代を削減でき、災害時は系統停電中でも自立運転モードで電力を確保できます。
設置には専用スペースと電気工事が必要で、蓄電池ユニットとパワーコンディショナを組み合わせるハイブリッド構成など、多様なラインナップが用意されています。
イニシャルコストは高めですが、電気代削減と非常用バックアップを一体で進めたい家庭には有力な選択肢になります。
発電機
発電機は、ガソリンやカセットガス、軽油などの燃料を使ってエンジンを回し、その力で電気を生み出すバックアップ電源です。
燃料が続く限り発電し続けられるため、長時間でも複数の家電を同時に動かしやすく、出力が大きな機種であれば大型機器にも対応できます。
ただし、騒音や排気ガスが発生するため、基本的に屋外設置が前提となり、集合住宅や住宅密集地では周囲への配慮が欠かせません。
また、いざというときに動かすには定期的な始動確認や燃料の入れ替えが必要で、買って置いておくだけではいけない点にも注意が必要です。
ポータブル電源
家庭でバックアップ電源が求められる場面


企業だけでなく、家庭でもバックアップ電源の必要性は高まっています。ここでは、代表的な活用シーンについて詳しく解説します。
災害時の停電対策
バックアップ電源は、災害時の停電対策として非常に有効です。
停電が長引くと照明が消える不便さだけでなく、冷蔵庫の中身の劣化やスマホのバッテリー切れなど、生活全体への影響が広がります。
そのため家庭の防災では、最低限の灯りと情報収集機器をどれだけ維持したいかを決め、必要なバックアップ電源の容量を逆算する考え方が望ましいです。
ポータブル電源や小型蓄電池であれば、低電力機器を1日程度はまかなえるため、短期停電への備えとしては現実的な選択肢になります。
リモートワーク環境の電源確保
リモートワーク中に停電が起こり、オンライン会議が強制終了したり作業中のデータが消えたりした経験から、バックアップ電源の必要性を感じる方も多くなっています。
リモートワークで優先したいのは、デスクトップPCやモニターなど、仕事の継続とデータ保護に直結する機器の電源を短時間でも確保することです。
この用途には、瞬断を防げるUPSや、UPS機能付きポータブル電源が相性が良く、停電を自動検知して会議中や作業中でも機器が落ちにくい環境を作れます。
また、停電が長引いた場合に備えて多めの容量を選んでおくと、安全にデータを保存してシャットダウンするといった行動が取りやすいです。
医療機器・介護機器の電力確保
電力に依存する医療・介護機器を利用している家庭では、停電がそのまま生命や安全に直結するリスクになるため、バックアップ電源の導入が欠かせません。
こうした利用シーンでは、対象機器の消費電力と必要稼働時間を明確にしたうえで、それを支えられるバックアップ電源を選ぶことが不可欠です。
医療・介護現場では、従来は発電機が中心でしたが、近年は蓄電池とソーラーパネルを組み合わせたシステムを導入する事例が増えています。
在宅で医療機器を使っている場合は、主治医や機器メーカーとも相談しながら、家庭用のバックアップ電源を過不足なく準備しておくことが重要です。
家庭用バックアップ電源はポータブル電源がおすすめ!
家庭でバックアップ電源を用意するなら、まず検討したいのが高性能なポータブル電源です。ここでは、特におすすめしたいEcoFlow製品の特徴について詳しく解説します。
EcoFlow DELTA 3 Plus


EcoFlow DELTA 3 Plusは、容量1,024Wh・定格出力1,500Wと、家庭用バックアップ電源としてバランスの良いスペックを備えたモデルです。
多くの電化製品に対応しており、X-Boost機能では最大2000Wの家電も稼働できるため、停電時もいつもの暮らしを守ることができます。
また、リン酸鉄リチウムイオンバッテリー採用でサイクル寿命が長く、最大5kWhまで容量を拡張できるため、必要に応じて使い方を変えていくことも可能です。
さらに、約56分でフル充電可能な高速充電や、10ms未満で切り替わるUPS機能により、リモートワークのPCやルーター保護にも活用できます。
EcoFlow DELTA 3 Max Plus(2048Wh)


EcoFlow DELTA 3 Max Plus(2048Wh)は、容量2,048Wh・定格出力3,000Wで、ファミリー世帯もカバーできる本格的なバックアップ電源として活躍します。
電子レンジや電気ポットなど消費電力の大きい家電も余裕で稼働でき、合計10の出力ポートを備えているため停電時も複数人で安心して使用できます。
また、各種エクストラバッテリーを使えば最大10,240Whまで拡張できるため、長時間の停電や、複数日をまたいだ電力確保を視野に入れた防災対策にも適しています。
コンセントにつなげば約108分で満充電が可能。ソーラーパネルや走行充電も可能で、アプリ操作で手軽に電力管理ができるなど、様々な機能も魅力的です。
EcoFlow DELTA Pro 3


EcoFlow DELTA Pro 3は、容量4kWh・定格出力3600Wで、家庭用ポータブル電源としては最上位クラスの性能を持つモデルです。
自宅の簡易蓄電池としても使えるバックアップ電源で、エアコンやIH調理器などの大型家電にも給電でき、停電時は家全体のライフラインを支えられます。
また、専用エクストラバッテリーで最大12kWhまで拡張可能で、X-Boost機能で最大5100Wの家電を稼働できるため、大型のエアコンでも問題ありません。
最大2600Wのソーラー充電に対応し、日中に蓄えた電力を夜間や停電時に使えるため、日常の節電や長引く停電時に不便なく利用できます。
バックアップ電源に関するよくある質問


最後に、バックアップ電源に関するよくある質問を詳しく解説します。
家庭用バックアップ電源の選び方は?
家庭用バックアップ電源を選ぶ際は、『どの機器を』『どれくらいの時間』『どの場所で動かしたいか』を先に決めることが重要です。
例えば、冷蔵庫や照明、スマホ充電だけで問題ないのか、医療機器や介護機器までカバーしたいのかで必要な容量や出力は大きく変わります。
次に、接続したい機器の消費電力を合計し、それより余裕のある定格出力を持つモデルを選ぶことで、非常時も安心して使うことが可能です。
発電機とポータブル電源はどのように使い分ける?
発電機とポータブル電源は、どちらもバックアップ電源として使えますが、得意分野が異なるため、用途に応じた使い分けが重要です。
発電機は燃料を使って長時間連続運転できるため、「丸一日以上本格的に家電を使う」「大出力機器を長時間使う」といった場面に向いています。
一方、ポータブル電源は「夜間の停電でスマホや冷蔵庫を動かす」「在宅勤務のWi-Fiを数時間維持する」など、短時間のバックアップや屋内利用に適しています。
もちろん、大容量のポータブル電源であれば丸一日の家電利用も可能です。
出力波形が矩形波でも大丈夫?
家庭用バックアップ電源として幅広い家電を安全に使いたい場合は、矩形波ではなく正弦波モデルを選んだほうが安心です。
特にモーターを使う冷蔵庫や扇風機、電子レンジやインバーター制御の家電、ACアダプター付きの精密機器などは、矩形波に弱いとされる代表的な機器です。
矩形波や修正正弦波で駆動すると、ノイズ発生や誤動作、最悪の場合は故障のリスクがあるため、多少価格が上がっても正弦波出力の製品をおすすめします。
まとめ
バックアップ電源は、停電時に命や暮らしを守る重要な砦ですが、選び方を間違えると失敗につながりやすい設備です。
「容量が足りない」「家電が動かない」などのミスマッチを防ぐためには、家庭で求められる具体的な場面や容量の目安を事前に調べておきましょう。
家庭用のバックアップ電源は、非常時だけでなくアウトドアでも活躍するポータブル電源が最初の一台としてバランスがよい選択肢です。
なかでもEcoFlowのDELTA 3シリーズは、容量・出力・UPS機能・ソーラー連携などを兼ね備え、防災からアウトドアまで幅広いシーンで活躍します。
少しでも興味がある方は、ぜひこの機会にポータブル電源の導入をご検討ください。