アクセサリー電源とは?メリット・注意点・正しい設定方法などを詳しく紹介!

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車内でスマホ充電用のUSB電源を増設したい、ドラレコを後付けしたいと考えたとき、どこから電源を取れば良いか分からないという方は多いのではないでしょうか。

アクセサリー電源(ACC電源)があれば、車のバッテリー上がりを心配することなく、これらの悩みを解決できます。

この記事では、アクセサリー電源の役割や常時電源との違い、アクセサリー電源で動く主な機器、使うメリットや注意点などを詳しく紹介します。

アクセサリー電源(ACC電源)とは

アクセサリー電源は、車やバイクの電装カスタムを行う際に必ず押さえておきたい基礎知識です。ここでは、主な役割や常時電源との違いについて詳しく解説します。

アクセサリー電源の役割

アクセサリー電源とは、キーをACC位置にしたときや、スタートボタンをアクセサリーモードにしたときだけ通電する電源系統を指します。

これにより、エンジン停止中に必要最低限の電装品だけを動かせるため、無駄な電力消費を抑えながら装備を活用できます

例えば、ドライブ中のみ使用したいスマホホルダー一体型充電器や、エンジン始動時だけ動作してほしい簡易電装品を接続する場合などに適しています。

一般的にシガーソケットやオーディオなどはACC連動で設計されているため、後付けアクセサリーの電源を取り出す際の基準ラインとして選ばれることが多いです。

常時電源との違い

アクセサリー電源と混同されやすい常時電源は、キーの位置に関係なく常にバッテリーから電気が供給されている電源ラインを指します。

例えば、時計やメモリー付きナビ、ETCの設定情報など、車両が完全に電源オフの状態でも記録や待機が必要な機器に使われています

一方、アクセサリー電源はACCオンのときだけ通電するため、常時電源のようにキーオフ中に電気が流れ続けることはありません。

この違いを理解せず、消費電力のある機器を常時電源につないでしまうと、車を数日動かさなかっただけでバッテリー上がりを招くリスクがあるため注意が必要です。

イグニッション電源との違い

イグニッション電源(IG電源)は、エンジンを始動するためのオンの位置、あるいはスタートボタンでエンジンをかけた状態のときに通電する電源系統を指します。

エンジン制御やパワステなど、走行に関わる多くの機器がこのラインから電源供給を受けており、走行時に必要なシステムを動かすメイン電源という位置づけです。

そのため、ACCオンの段階ではナビやオーディオだけが動作し、IGオンにするとエンジン関連の制御系が一斉に立ち上がるといった挙動の違いが生まれます。

アクセサリー電源とイグニッション電源は、動かす機器が明確に異なるため、それぞれの特性を理解したうえで接続先を選ぶことが重要です。

アクセサリー電源で動く主な機器

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アクセサリー電源は、車内の快適装備や後付けアクセサリーの多くと関係しています。ここでは、アクセサリー電源で動く主な機器について詳しく解説します。

車載機器

アクセサリー電源で動く代表的な機器としては、主に以下が挙げられます。

  • カーナビ

  • ETC車載器

  • オーディオ機器

  • スマホ充電器

  • 一部の車内照明

多くの車種では、エンジンをかけなくてもこれらの機器だけが起動し、音楽を聴いたりナビのルートを確認したりできます

一方で、メーターやエアコン、エンジン制御系などはイグニッション電源側で管理されているため、アクセサリー電源だけでは動きません。

後付け電装品

後付け電装品の多くは、使い勝手とバッテリー保護の観点からアクセサリー電源との相性が良く、実際にACCラインから電源を取るケースが一般的です。

  • スマホホルダー一体型の充電器

  • 車載用USB増設ポート

  • Bluetoothトランスミッター

  • 簡易的な車内照明

  • シートヒーターの一部製品

これらの製品は、エンジンを切ったら自動でオフになってほしいというニーズが強いため、ACC連動で配線すると日常的に扱いやすくなります

ドライブレコーダーについても、走行中の録画のみ行うシンプルなタイプであれば、ACCラインを利用する取り付け方法が広く使われています。

アクセサリー電源を使うメリット・注意点

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アクセサリー電源を正しく使うためには、メリットだけではなく使用時の注意点についても確認が必要です。ここでは、主なメリットと注意点について詳しく解説します。

メリット

アクセサリー電源を使う主なメリットは以下の通りです。

  • キーをACC位置にするだけでナビやオーディオなどが使える

  • キーオフで電源が切れるため、常時電源よりバッテリー上がりのリスクが低い

  • スイッチの切り忘れを防ぎやすい

  • ACC電源は取り出しやすく後付け電装品の電源として扱いやすい

  • イグニッション電源と分かれているため負荷を管理しやすい

最大のメリットは、ACC位置やアクセサリーモードにするだけでナビやオーディオなどが利用できるため、アイドリングせずに待ち時間を快適に過ごせる点です

また、キーオフと同時にACCラインの電源も切れるため、バッテリー上がりのリスクを抑えやすく、後付け電装品の電源として扱いやすい点も魅力といえます。

注意点

アクセサリー電源にはいくつかの注意点もあり、闇雲に増設してしまうとトラブルの原因になりかねません。

まず注意しなければいけないのは、ACCラインを1系統に集中させすぎると、許容電流を超えてヒューズ切れや配線の発熱を招くおそれがあるという点です

消費電力の大きい機器をまとめてつなぐ場合には、電流値を計算し、必要に応じて電源増設ユニットやリレーを用いた独立回路を検討する必要があります。

また、再始動時に電圧が大きく変動しやすいため、電圧低下に弱い精密機器を直接つなぐと誤作動を引き起こすリスクも指摘されています。

このようなポイントを意識しながら、どのくらいの負荷を供給するかを整理して配線することが、アクセサリー電源を安全に活用するための重要なコツです。

アクセサリー電源の正しい設定方法

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アクセサリー電源を安全かつ便利に使うためには、正しい設定方法を把握することが重要です。ここでは、ヒューズや配線の考え方、無駄な通電を防ぐ工夫について詳しく解説します。

適切な配線とヒューズ設定の重要性

アクセサリー電源を正しく設定するためには、「配線の太さ」と「ヒューズ容量」を機器の消費電力に合わせることが重要です。

純正のACCラインでは、シートヒーターやインバーターなどを追加すると、定格電流を超えてしまうケースがあります。

そのため、後付けする電装品の合計消費電力を仕様書から確認し、その値に対して余裕を持った配線サイズとヒューズ容量を選ばなければいけません

また、ヒューズボックスの空きスロットや電源取り出し用のヒューズ電源パーツを利用し、新たなアクセサリー用回路として独立させる方法も有効です。

アクセサリー電源は「とりあえずつながればよい」ではなく、配線径・ヒューズ・アースをセットで考えることが、安全な電装カスタムの土台になります。

無駄な通電を避ける工夫

アクセサリー電源の無駄な通電を避けるためには、いつ動かしたい機器なのかを細かく切り分け、必要に応じてスイッチやリレーを組み合わせる工夫が有効です。

例えば、間接照明のように夜間だけ点灯してほしい装備は、ACC電源+独立スイッチ+イルミ連動などを組み合わせることで、不要な時間帯の点灯を防げます

また、常に通電していると発熱や待機電力が気になる機器は、ACCオン時に自動起動+手動スイッチで完全オフも可能といった二段階制御にしておくと安心です。

こうした工夫を取り入れることで、必要な時だけ効率よく使い、無駄な通電を抑えながらバッテリーと機器を長持ちさせることが可能になります。

後付けで引くときの注意点

後付けでアクセサリー電源を引く場合は、純正配線への影響に注意が必要です。

ACCラインを探す際は見た目や色だけで判断せず、必ず検電テスターなどで動作を確認してから配線を割り込ませてください

さらに、ステアリングコラム周辺やペダル付近、エアバッグ配線の近くなど、動きの大きい場所や安全装置の近くを避けて通すことが求められます。

配線は束ねてインシュロックで固定し、角のある金属部分には保護チューブやコルゲートチューブを使って擦れによる断線を防ぐとよいでしょう。

アクセサリー電源を使うべき人の特徴

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アクセサリー電源は、すべてのドライバーに必須なわけではありませんが、使い方次第で車内の快適性や安全性を高められます。ここでは、アクセサリー電源を使うべき人の特徴について詳しく解説します。

車内で複数の電子機器を使う人

車内でスマートフォンやタブレット、ポータブルナビなど複数の電子機器を同時に使う人は、アクセサリー電源を活用すべきタイプです。

アクセサリー電源で電源系統を整理することで、アクセサリーモードに入れて必要な機器がオンになり、キーオフで自動的にオフになるシンプルな運用が実現できます

また、ACC連動にまとめておけば、車を使っている間だけ電気を使うという自然なルールになるため、電源を切り忘れても大きなトラブルにはつながりません。

車内のガジェットが多い人ほど、アクセサリー電源を上手に活用することで快適さとバッテリー保護を両立できます。

関連記事:ポータブル充電器とは?主な活用シーンや失敗しない選び方を詳しく紹介!

後付け機器を増やしたい人

ドラレコや車載冷蔵庫など、後付けの電装品をこれから増やしていきたいと考えている人にもアクセサリー電源は強い味方になります。

例えば、走行中だけ点灯させたい照明や、運転中に稼働してほしい車載冷蔵庫などは、アクセサリー電源を使うことで分かりやすい動作にできます

また、後付け機器を増やすと配線がごちゃつきやすいですが、ACCを中心にしたルールを最初に決めておけば整理することが可能です。

安全性や配線管理を重視する人

電装カスタムで安全性や配線の見通しの良さを重視する人にも、アクセサリー電源を活用する価値は非常に大きいです。

ACC電源を軸に配線を組むことで、どの系統にどれだけの負荷がかかっているかを把握しやすく、ヒューズ容量の管理や回路ごとの役割分担が明確になります。

例えば、消費電力の大きい機器を独立回路で分けておけば、トラブルが起きても一部のヒューズだけが飛び、車両全体の機能停止を避けやすいです

さらに、配線管理をきちんと行いたい人は、ACC・IG・常時電源をそれぞれ色分けやラベルで管理しておけば点検時の効率もよくなります。

関連記事:車中泊で起こりやすい危険7選!安全に楽しむためのポイントを詳しく紹介

アクセサリー電源の代わりに使えるポータブル電源

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アクセサリー電源の代わりとして、車内やアウトドアで安定した電源を確保したい場合に役立つのがポータブル電源です。 

EcoFlow RIVER 3 Plusは、容量286Wh・定格出力600W(X-Boostで900W)で、スマホやタブレット、小型家電までカバーできる性能を備えています。

アクセサリー電源と違い本体に蓄えた電力を直接供給できるため、エンジンをかけなくても長時間安定して給電でき、アイドリングせずに車内時間を快適にできます

また、コンパクトなサイズ感でありながら最大858Whまで拡張でき、停電時は10ms以内に電力を切り替えられるなど、災害時の備えとしても役立ちます。

48cmの近距離でも稼働音は30dB以下の静音設計で、1時間で満充電可能。約10年使用できる長寿命設計で、長く安心して使うことができます。

アクセサリー電源の負担を減らすサブ電源としても活用できるため、ぜひこの機会にポータブル電源の導入をご検討ください。

EcoFlow RIVER 3 Plus
・定格出力600W、X-Boostで900W、90%の家電を稼働できる ・ワイヤレス接続で最大858Whに容量拡張可能 ・<10ms電源自動切り替え機能搭載で精密機器にも安心して使用できる ・100W以下の電化製品の稼働時間を2倍に

アクセサリー電源に関するよくある質問

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最後に、アクセサリー電源に関するよくある質問を詳しく解説します。

アクセサリー電源は自分でも引ける?

基本的な電装DIYの知識と工具があれば可能です

ただし、少しでも不安がある場合や電子制御が複雑な場合は、無理をせず専門家に作業を依頼したほうが、結果的に安心でトラブルも防ぎやすくなります。

常時電源とアクセサリー電源のどちらがいい?

どちらが良いかではなく、その機器をいつ動かしたいかで使い分けるのが正解です。

アクセサリー電源は、キーをACC/ONにしたときだけ通電するため、車を使っている間だけ動いてほしい機器に向いています

具体的には、スマホ充電器、車載用USBポート、オーディオ機器、レーダー探知機、走行中のみ録画するタイプのドラレコなどです。

一方、常時電源はキーの位置に関係なく電気が流れるため、駐車監視付きドラレコやセキュリティ機器など、駐車中も動作が必要な機器に適しています。

車を長期間使わないときはどうする?

車を動かさない予定がある場合は、バッテリーを守るための対策をしておくと安心です

長期不在前にはシガーソケット用の電装品をすべて抜き、後付けスイッチ付きの電装品は物理スイッチもオフにしておくと安心感が高まります。

常時電源につないでいるドラレコやセキュリティ機器は、取扱説明書を確認し、「感度や駆動時間を弱める」などのモードがあれば事前に設定を変更しておきましょう。

まとめ

アクセサリー電源は、車内の使い勝手とバッテリー保護を両立しやすい仕組みです。

常時電源との違いや動く機器、正しい配線やヒューズ設定の考え方を押さえておけば、ドラレコやUSB電源などの後付け機器も安全に運用しやすくなります。

車内の快適性と安全性を大きく高めてくれるため、正しい設定方法や活用方法は必ず把握しておきましょう。

なお、アクセサリー電源以外で電源確保の方法を考えている方には、工事不要で気軽に使用できるポータブル電源の導入がおすすめです。

ぜひこの機会に、車内でも自宅でも柔軟に電気を活用できる製品の導入をご検討ください。詳しくは以下の商品ページよりご確認いただけます。

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