ハイキングの服装ガイド!季節別の選び方や女性・男性のおすすめ・持ち物も紹介  

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ハイキングは、登山やトレッキングよりも身軽な服装で楽しめると思われがちですが、季節や天候、コースによっては万全な防寒対策が必要です。汗が長時間服の中に残ったままだと、体の冷えにつながります。暑い夏でも半袖・半ズボンは望ましくありません。

そこで本記事では、ハイキングに適した服装について解説します。服装以外の持ち物や、男女・コース・季節別の服装も掲載しているので、ハイキングの準備を万全に整えられるでしょう。快適にハイキングを楽しみたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

ハイキングに適した服装​の選び方3選

自然の中での山歩きを目的とするハイキング。たとえ歩行時間の短いコースを選んだとしても服装選びを誤れば、虫刺されや怪我、体調不良のリスクが高まります。ハイキングに適した服装の選び方は、以下のとおりです。

  • 選び方1|重ね着で体温を調節する

  • 選び方2|季節・場所・天候に合わせる

  • 選び方3|素肌の露出を控える

それぞれの選び方について、詳しく見ていきましょう。

選び方1|重ね着で体温を調節する

ハイキングでは、気温の変化や運動量に応じて体温を調節できるよう重ね着が基本です。たとえ気温の低い日であっても、標高差のあるコースをハイキングすれば、想像以上に汗をかきます。また、雨や風によって体感温度が急激に下がる場合もあるでしょう。

服装を自由に着脱できれば、体温の急激な低下や上昇を防げます。熱中症や低体温症の予防にもつながり、快適なハイキングが楽しめるでしょう。

選び方2|季節・場所・天候に合わせる

天候が変わりやすく、標高による寒暖差が激しい山のハイキングでは、ハイキングコースの標高や天候に合った服装選びが重要です。気温は標高が100m上がるごとに0.6℃下がると言われています。防寒対策が不十分では、せっかくのハイキングも楽しめません。

また、夏場は帽子や通気性の良い服装で日差しや猛暑を防いだり、冬場はダウンジャケットで寒さを防いだりと、季節に合った服装選びも必要です。

選び方3|素肌の露出を控える

夏場のハイキングでは、連日の暑さからつい半袖・半ズボンを選びたくなるのではないでしょうか。しかし、ハイキングの服装は季節によらず、素肌の露出を控えるようにしてください。素肌を露出していると、紫外線や虫の影響を直接受けてしまいます。

女性の場合、ロング丈のボトムスを選ぶのがおすすめです。ショート丈のボトムスにはレギンスを組み合わせましょう。男性は、ハーフパンツに登山タイツを着用するか、接触冷感機能がある薄手の長ズボンにすれば、素足を覆っても涼しく過ごせます。

ハイキングに必要な服装以外の持ち物

ハイキングは登山のように山頂を目指すわけではないので、適した服装さえ身に付ければ、手ぶらでよいと考えている方もいるのではないでしょうか。しかし、道迷いや暑さ・寒さ、悪天候、体力の消耗、紫外線、虫、怪我などに備えて、以下の持ち物が必要です。

  • リュックサック

  • 飲料水

  • 行動食

  • レインウェア

  • 防寒着

  • 帽子

  • 日焼け止め

  • 紙の地図

  • コンパス

  • タオル

  • ゴミ袋

  • ティッシュペーパー

  • モバイルバッテリー

  • 虫除けスプレー

  • 救急セット

長時間歩行する場合は、トレッキングポールもあると重宝します。予期せぬトラブルに備えて、ホイッスルやヘッドライトも用意しておきましょう。

ハイキングの服装をおしゃれに着こなすコツ

ハイキングは、機能性の中におしゃれさを取り入れた服装にすれば、楽しさも倍増します。アウトドアショップには、動きやすさとデザイン性を兼ね備えたアウトドアウェアが充実しており、お気に入りの服装を探す作業も楽しみの一つです。

ハイキングの服装をおしゃれに着こなすコツを紹介します。

  • アイテムの色を全体的にまとめる

  • 指し色として派手な色合いは、1~2か所に留める

  • 身体に合ったサイズを選ぶ

複数のアイテムを同じ色で統一すると、おしゃれさがアップします。普段は着ないような派手な色を取り入れると、ワンランク上のコーディネートが実現するでしょう。日常生活ではオーバーサイズでもおしゃれになりますが、山では真逆です。

【女性】ハイキングにおすすめの服装|レディース

山ガールにとって服装は、ハイキング中の気分を高められる重要なアイテムです。動きやすさや保温性、通気性を重視しつつ、可愛らしさもプラスしましょう。女性のハイキングにおすすめの服装を紹介します。

  • ユニクロ|エアリズムUVカットフルジップパーカ

  • ワークマン|レディースデタッチャブルタスランジャケット

  • モンベル|マウンテン ジャージパンツ

それぞれの服装について、詳しく見ていきましょう。

ユニクロ|エアリズムUVカットフルジップパーカ

夏のハイキングで着るミドルウェアにおすすめの服装(※1)。汗を素早く吸収・拡散する高機能インナー「エアリズム」の素材を採用しているので、汗冷えの心配がありません。

UVカット機能付きで、日差しから素肌を保護します。手の甲までカバーできるサムホール付きなので、素肌の露出を最小限に抑えられる点も魅力です。

※1参考:ユニクロ公式「エアリズムUVカットフルジップパーカ」

ワークマン|レディースデタッチャブルタスランジャケット

どんな天候・気温のハイキングでも快適に過ごせる2WAYジャケット(※2)。袖脱着仕様なので、気温が高くなれば袖を取り外してベストとしても使用できます。

水をはじく撥水加工により、突然の雨にも対応可能。UVカット機能付きで紫外線対策も完璧です。背中はベンチレーション付きなので、汗蒸れによる臭いの心配もありません。

※2参考:ワークマン公式「レディースデタッチャブルタスランジャケット」

モンベル|マウンテン ジャージパンツ

縦と横方向へのストレッチ性を備えたパンツ(※3)。ハイキングの上級コースで激しい運動を行う場合も、快適性を損ないません。ヒップ、もも周りのフィット感に優れているので、スリム感を出したい女性にもおすすめです。

汗を素早く吸収・発散する速乾性と通気性を兼ね備えているので、汗冷えを防ぎます。においの原因を分解する殺菌加工により、防臭効果も抜群です。

※3参考:モンベル「マウンテン ジャージパンツ Women's」

【男性】ハイキングにおすすめの服装|メンズ

標高差のある高難度のコースにもチャレンジしたい男性には、気温の変化や天候に左右されにくく、動きやすい服装が必要です。激しい運動をすると多くの汗をかくので、汗冷え対策も欠かせません。男性のハイキングにおすすめの服装を紹介します。

  • ユニクロ|ブロックテックパーカ

  • ザ・ノース・フェイス|マウンテンジャケット

  • コロンビア|ロマビスタデニムパンツ

それぞれの服装について、詳しく見ていきましょう。

ユニクロ|ブロックテックパーカ

快適な着心地と動きやすさを両立するミドルウェア(※4)。撥水加工の素材を採用し、フロントは撥水性のある止水ファスナーを使っているので、突然の雨でも心配不要です。

肩まわりに運動量があり、伸びのよい高機能素材を採用しているため、長時間のハイキングでも疲労は最小限に留められます。防風性・透湿性にも優れているのが特徴です。

※4参考:ユニクロ公式「ブロックテックパーカ/3Dカット」

ザ・ノース・フェイス|マウンテンジャケット

秋から冬のハイキングや登山、トレッキングで活躍するアウターシェル(※5)。内側の専用ファスナーでインナーを連結できるので、快適な着心地を実現します。

重厚感としなやかさを両立する素材を採用し、カッコよさも抜群です。脇下にベンチレーションが付いているので、汗蒸れを防げます。環境配慮型のePEメンブレン素材を採用しており、人にも環境にも優しい服装と言えるでしょう。

※5参考:ザ・ノース・フェイス公式ストア「【公式】マウンテンジャケット(メンズ)」

コロンビア|ロマビスタデニムパンツ

耐久性に優れたストレッチデニム生地を採用した、コロンビア定番のロマビスタパンツ(※6)。カジュアルなリラックスフィットなので、普段着としても活用できます。

紫外線を防ぐサンプロテクション機能「オムニシェイド」を搭載し、日差しの強いハイキングにもぴったりです。ウエストは片手で調節できるウェビングベルトを採用しています。

※6参考:コロンビア公式通販サイト「ロマビスタデニムパンツ」

ハイキングの必需品「モバイルバッテリー」

ハイキングでは、地図・天気予報の確認や写真・動画撮影、緊急時の連絡など、スマホを使う場面が数多くあります。日帰りが基本のハイキングであっても歩行時間が長くなれば、途中で充電切れになるでしょう。そんな時に活躍するのが、モバイルバッテリーです。

モバイルバッテリーとは、コンセントがない場所でもスマホに充電できるアイテムを指します。スマホの充電切れを気にする必要がないので、こまめに天気予報を確認して、柔軟にルートを変更できます。地図アプリを駆使すれば、遭難のリスクも軽減できるでしょう。

ハイキングに必要な性能|おすすめの製品

ハイキングに持ち込むモバイルバッテリーは、大容量を備えたタイプがおすすめです。特に長時間・複数人でのハイキングでは、多くの電力消費が予想されます。最低でも残量0%のスマホを再びフル充電にできるだけの容量があれば安心です。

EcoFlowは、大容量を備えた2種類のモバイルバッテリーを販売しています。

  • EcoFlow RAPID Magnetic Power Bank(10,000mAh)

  • EcoFlow RAPID Pro Power Bank(20,000mAh)

それぞれの機種について、詳しく見ていきましょう。

EcoFlow RAPID Magnetic Power Bank(10,000mAh)

10,000mAhの大容量で、スマホを約2回フル充電できるQi2準拠のモバイルバッテリー。マグネットでスマホにピタッとくっつけて最大15Wの急速ワイヤレス充電に対応しています。

最大65Wの本体内蔵ケーブルを使えば、ハイキング前の最短33分で0〜70%まで本体を充電できます。バッテリーの劣化を防ぐ自動充放電制御や本体を探す機能など、機能性も抜群です。温度センサーが1日432万回リアルタイムで監視しており、屋外でも安全に楽しめます。

EcoFlow RAPID Magnetic Power Bank(10,000mAh)

・約273gのコンパクトボディ ・わずか33分で70%充電、56分でフル充電 ・Qi2対応ワイヤレス+65W USB-Cケーブル内蔵 ・スマホからPCまで急速チャージ可能

EcoFlow RAPID Pro Power Bank(20,000mAh)

20,000mAhの超大容量で、スマホを3.2回フル充電できるモバイルバッテリー。最大4台のスマホを合計230Wの高出力で同時に充電できるので、グループでのハイキングに最適です。

本体に巻取り式のUSB-Cケーブルが内蔵されているため、持ち物にケーブルは必要ありません。別売りのRAPID Pro 320W GaN急速充電器と組み合わせれば、わずか20分で0〜50%まで充電が可能です。バッテリー最適化モードでは、寿命延長に貢献します。

EcoFlow RAPID Pro Power Bank(20,000mAh)

・20,000mAhの大容量ながらコンパクト ・最大230Wの高出力で4台同時に急速充電可能 ・本体もわずか20分で50%までチャージ ・100Wケーブル内蔵で、どこでもすぐ使える

【コース別】ハイキングで着用する服装

ハイキングは、コースによって運動量が大きく異なるので、適した服装も変わってきます。また、標高が高いハイキングコースほど、万全な防寒対策が必要です。ハイキングコースの特徴別に適した服装の選び方を紹介します。

  • 気軽に楽しめる「低山ハイキング」の服装

  • 大自然を感じる「渓谷ハイキング」の服装

  • 雄大な景色を望む「高山ハイキング」の服装

それぞれの服装について、詳しく見ていきましょう。

気軽に楽しめる「低山ハイキング」の服装

初心者でも挑戦しやすい尾瀬や高麗山、戦場ヶ原などの低山ハイキングでは、比較的軽装で楽しめます。ただし、長袖のトップスとロング丈のボトムスを用意して、素肌の露出は避けてください。素肌が見えていると、肌トラブルや虫刺されのリスクが高まります。

低山でも夏場は紫外線が強くなるため、UVカット機能のある素材を選びましょう。山は天候が急変しやすいので、撥水加工を取り入れた雨対策も必要です。

大自然を感じる「渓谷ハイキング」の服装

避暑地としても人気のある龍王峡や武田尾廃線敷などの渓谷ハイキング。夏は清涼感が心地よいですが、春や秋は冷え込むため、服装の防寒対策が必要です。

体温調節しやすい薄手のトップスを重ね着すれば、気温の変化に対応できます。渓谷は岩場が多く、地面が濡れていると滑りやすいので、防滑機能のあるスニーカーを選びましょう。

雄大な景色を望む「高山ハイキング」の服装

高尾山や筑波山など、標高が高い山でアップダウンのあるハイキングを楽しむ場合は、動きやすさと防寒性に優れた服装が必要です。防水・防風・防寒性を備えたマウンテンパーカーがあれば、雨風の侵入を防ぎ、体温の低下を抑えられます。

標高差のあるハイキングでは運動量が多くなるため、素材のストレッチ性も重要です。汗を多くかくと汗冷えのリスクが高まるので、吸汗速乾性も重視しましょう。

【季節別】ハイキングを快適にする服装

四季がある日本でハイキングを楽しむ場合、季節に合った服装を選ばなければ、快適なハイキングは望めません。季節によって気温や天候、紫外線量、虫の量は大きく異なります。以下の季節別にハイキングを快適にする服装を紹介します。

  • 春・秋のハイキングに適した服装

  • 夏のハイキングに適した服装

  • 冬のハイキングに適した服装

それぞれの季節に適した服装を、詳しく見ていきましょう。

春・秋のハイキングに適した服装

比較的快適な気温で過ごせる春・秋は、ハイキングのベストシーズンです。ただし、標高が高くなると気温は下がるので、防寒対策が欠かせません。日中と朝晩の寒暖差も激しくなるため、服装の着脱によって温度調節できるようにしましょう。

また、春は紫外線も強い時期なので、素肌の露出は避けてください。秋は降水量が多くなるため、撥水加工が施された服装を選びましょう。

夏のハイキングに適した服装

気温が高くなる夏のハイキングでは、熱中症への対策が重要です。通気性の悪い服装を着用すると、熱が衣服の中にこもって熱中症につながります。汗で蒸れると不快感ももたらすので、吸水速乾性に優れた服装を選びましょう。

また、夏は虫が多くなる時期でもあるため、素肌の露出は避けてください。ハーフパンツと登山タイツの重ね着や、接触冷感機能がある薄手の長ズボンであれば、涼しく過ごせます。

冬のハイキングに適した服装

冬のハイキングでは、万全な防寒対策が欠かせません。冬の山は氷点下に達する日が多くなります。さらに、汗や雨で体が冷えると、体温は急激に下がるので危険です。

ヒートテック機能が付いたフリース素材のミドルウェアや、ダウンジャケットを重ね着しましょう。手袋やマフラーなどの小物アイテムも必須です。

まとめ

本記事では、ハイキングに適した服装について解説してきました。

ハイキングの服装は、季節・場所・天候に合わせて選びましょう。条件によって気温や紫外線の量は大きく異なります。山は天候が急変しやすく、標高が変わると気温も上下するため、着脱によって体温調節ができるよう重ね着が基本です。

登山よりも難易度は下がるハイキングですが、服装以外にもモバイルバッテリーや飲料水、行動食、虫除けスプレー、救急セットなどの持ち物は用意しておきましょう。

EcoFlowは、ハイキング中にスマホを充電できる大容量のモバイルバッテリーを販売しています。充電切れの不安から解放されたい方は、ぜひ製品の購入を検討してください。